アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
。
-
ぎゅって抱きしめてくれて、ぽんぽんと背中を叩いてくれる祐希。
「大丈夫、大丈夫だから、ゆっくり息して」
「ぅ…」
ちいさいころ、雷が怖かった時、祐希こうしてくれてたなぁ。それとおんなじだ。
「ぁ」
「………ん?」
俺の首元を見た途端、祐希は俯いてしまった。
「な……なに虫でもついてる…?」
「いや…」
「え?!とってよ!とってとって!」
え、こわ
「あの、キスマ、すごい。」
「えっ………」
「愛されてるんだね」
「う、、、、、うん」
おれは翔と付き合ってるはずなのに、なんか、すごい祐希の言葉が心をズキズキさせる。
苦しい。痛い。
水筒を飲もうと手を伸ばす
「あ、もうそれは、やめとこ」
「え…?」
俺の伸ばした手は祐希に止められる。
「多分、こん中、なんか入ってる」
「え、あ、これは翔にお茶作ってもらったんだよ」
「それが危ないって言ってるんだよ」
祐希は真剣な顔だ
「なんで、お、おれの彼氏だよ、祐希にとっても大事な友達じゃん」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
13 / 20