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思考停止
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「待ってって、っ、言ったのに…」
射精後の疲労感で息が乱れる。
俺の放った精液を、飲み干した誠さんと
目が合って、
俺は両腕で顔を覆った。
恥ずかしのと、初めての感覚とで
思考が働かない。
「求め合うって、こういう事でしょ?」
再び俺を誘うように、
ペニスに触れた指が
裏筋をなぞった。
ゾクゾクと迫り上がる感覚に
背中が弓なりになる。
「じゃぁお詫びに選ばせてあげようか?」
「…、何を?」
「そんなの決まってるでしょう?入れるのがいいか、入れられたいか」
「!!!」
(い、入れるって、アレだよな、これから俺ヤるって事なんだよな?って、待ってこれから誠さんと………!待って待って!!入れるとか、入れられるとかそんなのわかんないから!)
蕩けた頭でも思考が働く。
働くけれど…。
経験が未知の領域過ぎて、
やっぱり思考が停止する。
そんな俺を察してくれたのか、
誠さんは、クスッと、笑みを浮かべた。
「じゃあ、どっちも経験してみる?」
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