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恥ずかしすぎる
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身体中がダルい。
目を開けるのですら、鬱陶しい。
気だるさが残る意識の中で、
ふと香る、珈琲の匂いで意識が戻る。
(俺、何してたんだっけ?なんでベッド……!)
記憶がみるみるうちに蘇り、
俺は慌てて飛び起き、ベッドから出ようとして、
崩れる。
「おっと、危ない」
受け止められて、顔をあげると
バスローブに身を包んだ誠さんが
視界に飛び込んだ。
「だ、だ、大丈夫です」
身体を支えられて、
ベッドに腰掛けると
再び腰から砕けそうになる。
「大丈夫、じゃないでしょ?」
促されてベッドに横になると、
俺は何もかもが
恥ずかしくて、
シーツを頭上までグイッと引き上げた。
(俺、ヤッたんだよな、誠さんと…!)
思い出しただけで顔から火が出そうな感覚に
シーツを思いっきり握りしめる。
「コラ。隠れないで」
握りしめたシーツをあっさりと捲られると、
再び誠さんが視界いっぱいに広がる。
「腰、いうこと聞かないでしょ?」
俺はコクリと頷いた。
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