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第七章「嫉妬の香り」《16》
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リトの手が伸びてきて、俺の髪を弱々しく掴む。構わずに性器の先端を舌でなぞれば、透明な液がどぷッと溢れてきた。
「あ…ぅ……ッ」
イきそうなのか、リトはわかりやすく足の内側を震わせ、苦しそうに息を荒くする。刺激すればするほど足が閉じてきて、上下に動かしていた頭が動かせなくなった。
仕方なく舌の上でビクビクと跳ねる性器を深く咥え、ゴクッと喉の奥へ迎え入れる。嚥下する要領でソレを飲み込み、喉でキツく締め付けた。
「ひッ……ぐぅッ!」
瞬間、背中を反らせ、息を詰めたリトが精を吐き出す。痙攣するソレから残滓を吸い出すと、小刻みに血管が脈打った。
力の抜けた足をどかして顔を上げる。口元を拭いながら喉を鳴らせば、信じられないとでも言うように見上げてくる瞳と目が合った。
「の…飲ん、だ……?」
あわあわと唇を震わせるリトにフッと笑みを向けると、声にならない悲鳴をあげながらキッと睨まれた。その目は涙で濡れていて、煽っているようにしか見えない。
「……そそる」
「ぅわッ」
リトの腰を掴んで引き寄せる。尻の下に枕を挟み腰を浮かせば、リトの秘部がよく見えた。
「やだッ……恥ずかし、ンッ!」
暴れるリトの足を開かせ、その小さな蕾に舌を這わせる。途端に大人しくなったリトのソコを丁寧に舐め、愛液で滑る後孔をさらに濡らしていく。
「や…ソコ、汚いって……」
じわりと涙を滲ませるリトを落ち着けるように、一度顔をあげ視線を合わせる。
「怖いなら、やめる」
落ち着いた口調でそう言えば、リトはバツが悪そうに顔を歪めた。
「こ、わくは……ないけど……」
戸惑ったように眉間にシワを寄せて、俺から目をそらす。それを同意と捉え、再びソコへ顔を近づけた。
キツく閉じた後孔の周りに舌を這わせ、細かいシワを丁寧に伸ばしていく。ツンツンと舌先で中心をつつけば、ピクピクと震えながら、小さく隙間が開いた。その隙を逃さずに舌を差し入れると、上から「ふ…ぁ……」と鼻にかかった声が漏れ聞こえた。
どれくらいそうしていたか、俺の唾液と染み出した愛液でぐっしょりと濡れ、やわらかく緩んだソコから口を離す。
緩んだとは言え、発情期が終わったソコは、まだまだ指一本程度しか入りそうもない。
「ぅ……」
恥ずかしそうに顔を隠して、大人しくしているリトを横目で見ながら、ベットサイドの引き出しを漁る。
目的のものを取り出せば、それを見たリトはあからさまに顔をしかめた。
「う゛〜……」
「唸るな」
何をされるかわかっているのか、逃げはしないものの恥ずかしそうに身体を捻る。
「何でそんなのあんの……」
「こういう時に使うから」
しれっとして言い返せば、リトはまた顔を手で覆い、「う゛〜」と唸ってジタバタと足を動かした。
ベットの上に戻った俺をリトが不安そうな顔で見上げる。
「レイさんも脱いでよ……俺だけ裸なのやだ……」
そう言って眉尻を下げるリトに、今度は俺が顔をしかめる。無視して足を開こうとすると、グッと力を入れて抵抗された。
「はぁ……わかった」
こちらをじっと見てくるリトに、諦めて着ていた上の服を脱ぐ。
脱いだ部屋着をベットの下へ投げ捨てながら、空調をいじって部屋の温度をあげた。
俺の身体に見惚れるように熱い視線を送ってくるリトを横目に、再び元の位置へと腰を下ろす。
引き出しから取り出したローションのフタを開けて、中身を手のひらで温めながら、リトの顔に目をやる。どこか期待を滲ませている表情に、思わず口角を上げた。
「そんな物欲しそうな顔されても、まだまだ時間かかるぞ」
馬鹿にするように笑う。リトはボッと顔を赤らめ「そ、そんな顔してないッ!」と勢いよく顔を逸らした。
「ンッ……」
中指を後孔に宛てがうと、リトは慌てた様子でまた自分の口を手で押さえる。
ローションの滑りを借りて、つぷんと第一関節を沈めれば、ビクッと身体が跳ねた。
「ンぅ…んッ……」
ぬちぬちと浅いところを抜き差しし、ナカの感触をもてあそぶ。すぐにリトの口から気持ち良さそうな甘い声が漏れ始めた。
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