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31.仕置き
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「良いことを思いついたぞ、凛人」
傍で聞こえる男の声を耳にしながら、僕ははぁはぁと息をしていた。あれから男に服を脱がされ全裸にされていた僕は、目隠しをされ、両手を上にあげられ、縛られ拘束されていた。男が膝を立てる僕の両足を左右に大きく手でつかみ広げながら、僕のお尻のアナの中に指を入れ前後に動かす。
「んっ…ぁっあっ」
「ここにその男を呼ぶのさ。そいつの前で俺とお前が付き合っている恋人同士だということを伝えてやる」
透さんの話を遠くで聞く。もう、ついさっき数回既にこの人に触られ弄られ果てていた今、この人にされるがままの僕は先程のように威勢のいい言葉は何も言えない。
「…か…彼、は、多分僕が男だと分かってないから」
だから、女の人だと思い込んでるからきっと僕を好きかもしれない、なんて言ったんだ。僕は透さんの手に敏感な先端を弄られながら、何とか声を出すまいと体をピクピクとさせながら唇を強く噛んで瞳に涙をためる。
「確かにな…それはあるだろうよ。」
そう言いながら透さんが、ちゅくっと音を立てながら僕の胸元の赤い突起を歯で軽く噛み、熱い舌でゆっくりと這う。
「…あっ!あぁっっ」
「だけどお前の姿を見てもそいつは幻滅なんてしないだろうな。…ますますお前に惚れ込まれたらどうしてやろうか、お前を。」
透さんの手が僕のまた高ぶるソレを手馴れたように扱きながらちゅうちゅうと僕の乳首を吸う。……やだっっ、こんな時なのに、頭が…おかしくなる……。
「なんて姿晒してるんだ?凛人、一応軽い仕置きをしてやってるっていうのに、そんなに涎垂らして悦ばれるとなぁ」
傍でふっと怪しく笑う透さんの姿が思い浮かんで僕はビクリと体を震わせる。
「ローターでも突っ込んでやろうか?」
…!
ローター…?
「や、やだ……」
一応拒否の言葉は発するものの、この男が僕の希望を聞いてくれるはずもない。一瞬僕の傍から離れていた男が再びベッドの上に座ってくる気配がして僕はびく、と体を揺らす。
「2つだけ入れてやろう。本当は3つくらい入れてやりたいけどな、俺は優しいからな」
にやっと笑う男の顔が思い浮かぶ。
「…あっっ」
お尻の中に異物が入る感覚に僕は縛られた手に力をこめる。
「そんなに怖がんなよ、気持ちいいからさ」
「…っっ」
男の舌に耳を舐められそれだけでビクンっと体が震えた。
「で、ココは結んでおこうな。お前すぐ何度もイクから。仕置きになんねえから」
男に既に勃起しているソコを何か布製の物でぎゅっと縛られ、僕はあっっ!とそれに悲痛な声を上げる。
な、何が起こるの…これから。ローターって、何だっけ…よく分からない…。すると、ふとお尻の奥の方で先ほど入れられた異物がブルブルと震えるのが分かり、びく!と僕は体を反応させる。
「…あっ…や、やだ、お尻のお、くでなんか、うわ……ふ、震えて…」
「これはまだ微弱だぜ。お前のすっかり蕩けた体の状態で最大にしたらどうなるんだろうな」
最大…?
目隠しをされ、次何をされるか分からない恐怖と不安にはぁはぁと息をあげながら僕は傍にいるであろう男の存在をきょろきょろと意味もなく探す。
「凛人、もっともっとお前を反省させないとな。こんなんじゃ緩すぎる。そうだろう?」
「……!!!あ…!!!?」
その時、おしりの中で突然激しく暴れ出す固形の異物に僕は口を開けて体を仰け反らせる。
あ…っ!?なんか…お尻の奥でっ…す、すごく動いてっっ…なんか変な感じするっ…た、助けて!
「ぁああっっ…と、透さん…ぬ、抜いてぇ…っこれ抜いて…っっ!」
「いい格好だ凛人。すごく似合ってる」
透さんにちゅ、ちゅ、とおでこや目のすぐ下辺りにキスをされる。
「口からそんなに涎を垂れ流すなんてはしたないぞ凛人…。そんなにイイのか?」
「…や、やだとおる、さん…っっ…お尻変になっちゃっ…ああっ!」
すると縛られてイケない状態のアソコを透さんの手が触れてくる。恐らく今の僕のアソコの状態は先走りの液でぬるぬるだ。
「凛人、イキたいので外して下さいお願いしますって言え。」
「…!」
何だって…っっ。
「素直になれ凛人…そうすれば気持ちよく我慢せずに何度だってイクことが出来るぞ?」
「…っっんんん!」
縛られたアソコを弄られながら同時に胸の突起も透さんの舌で弄ばれる。おしりの中では未だローターが震えており、僕は手放してしまいそうな理性を全身を震わせながら何とか持ち堪える。
「…い、言わな……い、そんなこと絶対」
「ほう?」
「あ、あんたの言う通りに全てさせる…もんかっ」
拘束された手首で、男に足を広げられながら、僕は必死でそう抗うように傍にいるだろう男に言い放つ。すると、
「そうかぁ…まだ耐えられるって言うのか凛人は。強いんだなぁ凛人」
「…!!あ、ああ…!!」
縛られたアソコに何かが当てられた。ブルブルと振動してくるそれが企むように僕の先端に当てられる。……あっ!だ、だめだこれっっ…!し、縛られてるのに…、なんか今…い、イッちゃってる気がする……っっやだ、か、体が…ぁぁっ。
「凛人、気失ってるんじゃないだろうな?」
「…ぁ…」
透さんに下腹部を舐められ僕はビクッと目を覚ます。
「強情な奴め…だけどお前のそういう気の強いところも俺は大好きなんだぜ」
透さんはそう言い、僕の鎖骨を舌で舐めた。そして、突然強く歯で噛まれるような感覚がして僕はその痛みに微かに声を出す。
「…あっ…い…いたっっ」
その痛みすら気持ちいいと頭が半分間違って判断して、アソコを縛られた状態で精液か先走りか何か分からないものが先端からじわりと溢れ出てくる。て、いうか…ろ、ローター…は、早く抜いて……。今、自分がイっているのかイっていないのかもよく分からない。
「痕付けとかないとな、ちゃんと」
鎖骨から透さんの口が離れるのがわかりはぁ…っと息をあげる僕。
「本当はこの姿その男に見せつけてやりたいぜ…俺に弄られて息絶えだえになってるお前の淫らな姿…」
「や…やめて」
「ふ……でもそんなことしないさ。お前のこんな姿見せて発情されたらたまったもんじゃない。こんな姿、俺以外に誰にも見せてやるもんか」
「…あ…っっ」
ぐりっと先端をいじられて、僕は顔を上にあげ舌を出しながら口を開ける。
「…なあ凛人そろそろお前が誰のものか分かったか?」
透さんの手に優しく太ももの内側を撫でられ囁かれる。それは正に悪魔の囁きだった。耳の内側を熱い舌に舐められて僕は正常な判断が出来ず体全身を麻痺させていた。
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