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98.それでも
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「ちゃんと丁寧に舐めるんだぞ」
その後、洗い物も済ませ、お風呂も済ませた夜、寝室で立つ透さんが下着の中から自身を出しながら目の前で床に尻もちをつく僕を見て、ニヤリと口端を上げて笑いながら言った。
「はふ…っ」
僕は男に上から笑って見下ろされる感覚にム、としたが何とか我慢して男のモノを口に咥える。とっととイかせてやればいいんだ、この人が我慢できないっと思えるくらい気持ちよくさせて…。息を乱れさせてやる。
「は、っう…ふぐ」
男のモノを先から根元まで口に咥えて何度も頭を前後に動かす。これで先端も喉に軽く当たって気持ちいいはずだし、モノ全体もなるべく強めに吸い付きながらフェラしてるからめちゃくちゃ気持ちいいはず…。畜生、ほんとはこんな男の為にせっせとフェラなんか頑張りたくないのに…。でも我慢、我慢…イかせれば終わりだしある意味僕の勝ちでもある。
「…凛人」
「…」
「…俺のをしゃぶりながら興奮してるのか?」
「…!」
と、膝立ちをして透さんのモノを咥える僕の足の間に向かって、透さんの足が当たる。
「…あっっ」
僕はビクンっ!と体を跳ねさせて既に硬くなっていた自身のアソコの先から先走りがパンツの中で出るのを感じる。
「…本当にとんだ変態だな」
透さんはそう言うと後ろにあったベッドに腰掛け、その場にへたり込む僕の体を引き寄せる。再びフェラしようと床に座ったまま透さんのモノに向かって口を僕が開けると、待て、と透さんに制される。
「その前に座る体勢を直せ。」
「え…」
「アソコを隠して俺だけイかせようとしてるつもりか?足を左右に広げてお前の俺のを咥えながら感じてる姿も見せるんだ」
透さんに見下ろしてそう言われ、僕は唇を噛みながらカッと顔を赤くする。おずおずと透さんに言われたままに足をゆっくり横に開いて、ズボン越しに勃起したアソコをベッドに座る透さんに見せる。
「おお…もうこんなにギンギンになってたのか凛人」
「っ…」
「そんなに口の中で俺のが擦れる感覚が気持ちよかったのか?本当にお前はドMだな」
言って、透さんは足を広げる僕の勃起したアソコを足でぐりぐりと踏みつけてくる。
「ひあぁっっ」
「俺のをイかせなきゃならないってのに自分の方が感じてどうするんだよ。ええ?凛人」
「はっ…はぁっ」
「ほら、舐めろ。足で踏んでてやるから」
ずいっと目の前に再び透さんの大きなモノを出され、僕は理性のない頭でそれを目にし口を開ける。
「はふ…ふぅっ」
僕は透さんのモノを必死で口の中で扱いた。先から透さんの汁が出てくるのがわかる度、僕は気持ちいいと言われているようで嬉しくて頭を動かす速度を早める。こんなつもりじゃなかったのに…。
「凛人、」
「はふっはふ…っっ」
「…っ…凛人、出すぞ」
透さんのそんな声が聞こえ心の中で勝ち誇っていた時、突然、口の中に大量の透さんの精液が放たれる。
「おうぅぅっぐ…っっ」
透さんに頭の後ろを持たれていた僕は、身動き出来ずにそのまま口から喉、胃に向かって透さんの精液が流れ込んでいくのが分かる。
「ふっんんん…っんっ」
口の中が透さんの匂いと味でいっぱいで、僕は恍惚な表情のようなものを浮かべてしまう。こんなことされて嬉しいわけなど絶対無いのに、何で勃起してるんだ僕…。精液出されて嬉しいなんて、ほんとに僕ってばド変態…。
「凛人」
すると透さんに体を持ち上げられて、僕は透さんの膝の上に座らされる。そのまま透さんの顔が僕に近づき、激しくキスをされる。
「あっ、んん…っ」
同時に勃起していたアソコを透さんの手に直に触って擦られて、僕は目の前をチカチカとさせる。
「やっ…だ、だめとおる、さんっっ…それはぁ…っっ」
「イけ凛人。次はお前のを俺がフェラしてやる、気持ちよくて涎を垂れるほど可愛がってやる」
透さんにちゅ、ちゅと顔にキスをされながら、僕は透さんの手に擦られて射精した。透さんは手に付いた僕の精液を舐め取り、怪しい笑みを浮かべて僕を見た。
「可愛い、凛人。こんなえっちなお前の姿を知っているのも俺だけだな?凛人」
「あっ…ぁ」
「全部飲めて偉いぞ。次はお前の下の口に注いでやるからな。俺以外の奴とそんな気が一瞬でも起こらないように疲れ果てるまで抱いてやるからな」
「い…いやぁ…っ」
僕は甘い声を発して透さんに抗議する。
透さんはそんな僕を見て微笑むと、ちゅっと優しくキスをしてくる。
〝ずーっと何年も想ってるのに〟
頭の中で朔夜さんの言葉が蘇る。
透さん…ねえ透さん?僕、あなたのこと知りたい。あなたは冷たいようでいて怖いようでいて優しかったり、やっぱり怖かったり…。あなたは酷いけど、でもその中にあなたなりの愛を感じることがあるのは否定できない。
だから、教えてよ…透さん。意地悪な言葉じゃなくて、もっと優しい言葉。僕が安心してあなたを信じられる言葉。僕が目を閉じている時じゃなくて、僕があなたを見ている時に、本心を聞かせて。もっと僕にあなたのことたくさん教えて…、ね、透さん…。
僕、ずっと待ってるんだよ…。ずっとずっと、今、この瞬間だって…。
透さんに何度目か分からない射精を放れた。僕は透さんにしがみつきながら高い甘い声を上げた。
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