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103.痴態
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「凛人、飯だぞ」
お昼頃、会社から戻ってきた透さんに拘束を外され、目の前におにぎりを差し出されながら言われた。
「……。いらない」
僕は透さんからそっぽを向いてそう一言答えた。
「またお前は…、つまらない意地張るな。トイレにもずっと行ってないだろ?」
「…」
透さんは黙りこくる僕の髪を整えるように手で触った。
「俺はまたすぐ戻らないとならない。飯は食欲無いならいいから、水だけでも飲んでおけ。あとトイレにも行っておけ。俺はまたしばらく、家には戻れないんだから」
コトン、と傍の机に水の入ったペットボトルを置く透さんを僕は虚ろな目でちらと見る。……どうせ僕のことなんてペット以下としか見てないくせに。こんな仕打ちしといて、ごちゃごちゃまるで世話を焼くようなこと言って…うるさいな。
僕は布団に目線を落としながら言う。
「漏らしてもいいんでしょ?」
「…は?」
僕の発した言葉に透さんが素っ頓狂な声を上げる。
全部全部、この人の思惑通りに動いてたまるか…っっ。僕は布団を両手でぎゅっと強く掴んだ。
「どうゆうことだ?わざわざ漏らそうって考えか?」
「っっそうだよ!だってトイレ行くの面倒だしっ、したくなったらここでするよ。それであんたは、甲斐甲斐しく僕の出した汚物の処理でもしてればいいんだっ!」
はぁっと少し息をあげながら僕は傍に腰掛ける男を見て言った。我ながらなんて下世話な会話だと思うが、もう何でもいいっ。この人を、この男を少しでも嫌な気持ちにさせられればっ、もう何だって…!
「……いいぜ」
少しの間が空いた後、男がそう言った。
は……。僕は信じられない瞳で目の前に座る平然とした全く動じた様子のない男を見る。
「俺はお前のことが好きだからな、お前のものなら何だって愛せてしまうのさ」
男はそう言ってぼうっとする僕の顔に手を当て、ちゅ、と頬にキスをした。
「尿でも便でも漏らせばいい。昨夜も言ったろ、お前の出したものは平気だと。ほら…今でもいいんだぜ」
「!…ぁあっっ」
男の手がさっと僕のズボンと下着をおろし、片手でお尻をもみもみと揉んでくる。
「流石に昼までずっと出せてないから溜まってるんじゃないのか?」
透さんの口が下へ向かい、ちゅ、と僕のアソコの先に唇で触れてくる。
「…あっ!」
僕はピクピクと体を仰け反らした。…そうだ、この人の言う通りだ。僕はずっとこれまで強い尿意を我慢していた。けれど、今ここでこの人の前で出すつもりは無いっ…!痴態をこれ以上この人の前で晒してたまるかっっ。
「…や、やめて!僕は…今ここで出す気は」
「なぜだ?俺のいない間にベッドを濡らして漏らす方が興奮するのか?」
ねっとりとした舌で男に耳を這われ、僕は尿意を我慢する体をぞくぞくと震わせた。
「ち、ちがう…」
「だが、そんなお前も想像すると可愛い。」
男の瞳に至近距離で見つめられ、僕は羞恥心を感じて顔を赤くする。
「は…離せこの変態っっ!!」
ばたばたと体を動かし暴れて動くが、片足を男の手に掴まれる。そうして、瞳を爛々とさせた男の手に体をベッドの上に倒され、アソコをきゅっと握られた。
「お前自らのご所望だ…安心して我慢してるものを全て出すといい」
「…ぁあっっ!」
僕はそれからすぐ張り詰めたアソコを男の口にちゅううっと強く吸われ、口を開け左右に開いた足をガクガクと震わせた。
「…ぁぁぁぁ…っ、や……いやだ、僕はこんなの、望んでな、い…」
僕の意思とは反して、透さんの舌先に執拗に虐められた先端からちょろちょろとそれは出てしまう。僕はぼろぼろと涙を流しながら、男に飲まれる感覚に声を抑えて耐え続けた。
「…っぅ……、ぅうっ…」
男に尿を飲まれながら僕のアソコは勃起していた。尿を飲みきった男が顔を上げ、舌でぺろりと唇を舐めると、屈辱感やら敗北感やらでそのまま体を起こせない涙で頬を濡らす僕を見てニヤ、と笑った。
「ああ堪らない、仕事の合間だってことを忘れそうになるとこだったぜ…。」
透さんはそう言って僕の勃起したアソコを手で扱き出す。
「あっあっっんん」
「…本当にしょうがないやつだな、飲まれたくらいでおっきくさせて。ほうら、見ててやるからお前のイクところをしっかり見せるんだ。凛人」
男の言葉にムッと眉を寄せつつも僕は与えられる刺激にハァハァと息を乱してしまう。
…き…もちいい、だめ…こんなことされて勃ってイクなんて…こんなの変態すぎる。僕は、こんなつもりじゃ……。何でこんなことになって……?ああダメっ、もうやめてくれ…っっ!それ以上触られたら、擦られたら…もう、もう……っ
「……可愛いよ凛人、反抗しきれてないお前の姿が可愛くて可愛くて、もっと虐めたくなる」
「ぁっあっっ」
「凛人、…好きだ、すごく好きだ…っ。お前が好きだ」
僕はその後透さんの手に精子を放ち、イった余韻で体をしばし震わせていた。
そして、透さんの手に手足を拘束され、僕は顔を近づける男のキスを受け止める。
「ふっんん…んっっ」
開いた口の端からだらだらと涎が垂れた。男は、僕の口元を指で拭い、綺麗にするとふっと笑って僕を見た。
「名残惜しいけど行くよ、なるべく早く帰るようにするからな」
男の手に頭を撫でられて僕はまだ体を甘く震わせながら天井をぼうっと見つめた。
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