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151.奉仕
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透さんが仕事を辞めてから僕は相変わらずマンション近くのカフェで、バイトをしていた。
「いや〜凛人くんの人気っぷりは凄いなぁ」
「店長、やめてください」
下げた皿を流しに置く僕のそばでそう話しかけてくる店長に、軽く息をついて言う。
「俺冗談で言ってんじゃないよ〜?噂じゃ、凛人くんのファンクラブができたとかできてないとか」
…そんなこと透さんの耳に知れたら僕即確実にクビだよ。
「まあだから良かったよ、凛人くんにちゃんと決まった恋人がいてね。」
「…どうして僕の恋人関係を店長が把握してるんです」
「何言ってるんだ、婚約指輪を渡す渡されるなんて行為こんな小さな喫茶店でされたら、店にいた俺たちの目に触れないとでも思う?」
…う。
「ほんとお似合いだよね、2人。なんて言うか、美男美女!て感じ。」
あははと能天気に笑う髭を生やした店長に、僕はあはは…と愛想笑いをする。
ていうか……僕オトコ、なんですけどね。
「凛人」
バイトが終わり、店の外で待っていた僕の元に、透さんの車がやってくる。
「透さん」
車から降りてくる透さんに僕は駆け寄る。
「ん?どうして降りるの?買い物?」
「ああ。コンビニについでに寄ろうと思って」
僕達は並んでコンビニへ歩いた。
歩く最中、行き交う人がちらちらと透さんを見るのが分かった。
……イケメンってせこい。例え働いてなくても歩いてるだけで絵になるのだから。どうせ僕はチビの短足の童顔だよ…!
「なんだよ」
「別に〜」
でも、なんだかんだ言って僕のバイトを許してくれている。
以前の透さんなら考えられなかったことだ。もしかして少しは頼りにしてくれてるのかな、なんて。…だとしたら、嬉しいな。
ー
「…あ、ちょっと…透さん、まってっ」
夜、ベッドの上で僕はぷるぷると身を悶えさせながら頬を染め、ぎゅっと固く目を瞑る。
透さんは執拗に僕のモノを口に含み舐めながら、じゅるじゅるという音を立て、僕の先走りの液を飲み込んでいった。
「んぁぁっ…だ、駄目だってばぁぁ…っ」
仰向けに両足を開いて寝転がりながら、僕は声を上げる。
僕の太ももを手で掴みながら、透さんが僕の出す精液をゴクゴクとモノを口に含んだまま飲んでいく。
果てた僕は、ぴくぴくとベッドの上で体を甘い余韻で震わせる。
「凛人、お前は労働者なんだ、だからこの俺が奉仕してやる。どれ、どうせまだ出るんだろう?」
そう言い、透さんがイったばかりの敏感なアソコを触る。
「あっ!い、いいよそんな…ぁっん…も、もう出ない…」
僕は暗い部屋で真っ裸でシーツを握りながらふやけた顔で言うが。
「嘘つくなよ、ほらまたすぐ勃ってきた」
「…やっ…」
「凛人、ほら、顔の上に跨って」
顔の上…..?
ベッドの上に仰向けになる透さんは、早くしろ、そう言って急かす。
「か、顔の上になんて」
僕はかあっと赤面しながら透さんの上に足を開いて跨る。
「そうだ、そのまま腰を落として」
透さんにお尻を触られながら僕は足を曲げ、腰を落とす。
「…っ…と、透さんやっぱりやだっ…恥ずかしい」
じっと下から見上げてくる透さんを見て堪らずそう言ったとき、透さんの舌が勃つ僕のを舐めた。
「ぁああっ」
僕はビクッビクッと体を反らせる。
「凛人、もっとこっちだ。もっと腰沈めろって」
透さんの手にぐっと腰を引き寄せられ、僕は次の瞬間透さんにぱくっとアソコを咥えられる。
僕は透さんの顔の上に跨りながら自分の手で口を抑える。
「ぁ…結局、透さんがしたいだけじゃん…。」
奉仕してやるとか言って。
「ぼ、僕こんなの全然…気持ちよくない、んだから…。ぁあっ…、と、透さんの変態…っっ」
体を震わせる僕の腰とお尻辺りを掴みながら、透さんは僕のをほぼ全て口内に入れている。
僕はそれを見て顔を赤くさせハァハァと息をあげる。
「も…透さんっ…出ちゃう、ほんとに出ちゃうっっ」
僕は透さんの頭を手で掴みながら腰をビクビクとさせる。
もう出てしまう…!そう思った時、透さんが僕のから口を離した。そして、僕はあぁっ…!と甘い声を上げながら透さんの顔に向かって射精した。
息を上げながら少しして冷静さを取り戻した僕は、自分の出した精液で顔を汚す透さんを見てハッとした。
「ぁああッご、ごめん…っ…とっ、透さんがこんなことするからだよっ!」
顔を真っ赤にさせながら僕は言う。すると、透さんは真顔で顔に付いたそれを手でとり、ぺろりと舌で妖艶に舐めた。
な、…なっ、…な……ッ
「凛人、お前の精液すごく美味いよ。」
ぺろぺろと精液を舐めていく透さんに、僕は跨ったまま瞳を逸らして言う。
「…変態」
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