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朝
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みなさん、おはようございます。
花宮テツヤです。
僕は生まれつき、体が弱くてたまに動くのが辛くなり動けなくなることがあります。
今まさにその状態です。
〜〜♪
指はまだ動くので電話をします。
こういう時は兄である花宮真を呼びます。
真兄さんは、朝に僕から電話があると用件を聞かないですぐ僕の部屋に来てくれます。
「大丈夫か〜?」
「笑ってないで助けてください」
「はいはい」
そういって真兄さんは、僕を車椅子に乗せてくれます。
「テツヤ今日車椅子で過ごす事になったな」
「そうですね…。あ」
「なんだ?」
「忘れてましたが今日入学式でした」
「ふはっ。忘れてたのかよ。ちなみに俺は送ってかねーぞ。高尾君に送ってもらえ」
「何故真兄さんが送ってくれないんです?」
「俺を嫌ってる奴らがたんまりいんだよ」
「そうですか。わかりました」
話している間にも、真兄さんは僕を着替えさせます。リビングに行くと和成君がいました。
「おはよ〜てっちゃん」
「おはようございます。すみません、今日送ってもらっていいですか?」
「いいよwてか、今日ずっと一緒にいてあげるしw」
「でも、学校は?」
「いいよ別にw」
「じゃあ、お願いします」
「おけおけw」
そういって、僕らは家を出ました。
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