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誘拐そして監禁 3
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あれから3日経っているが、橘会が全勢力を投入しても奏は居場所どころか安否すら分からない。
苛つく俺に、皆んな戦々恐々としている。
、、、光明が射したのは夕方近くになってからだ
'若っ!奏さんの居場所、特定できました。誘拐された車で蒼伊組所有の建物に乗り付けています。
途中、どこかに立ち寄った形跡もない為恐らくここで間違いないかと。しかし、安否までは、、、'
'いい、それでもかなりの収穫だ。でかした撫子。
親父、もうすぐ夜だ。日が完全に落ちたら奇襲をかけたい。ただ、相手は蒼伊組。戦争になるやも、、。決断を'
'よし、前からちょこまかと鬱陶しい輩だったからな。この際、完膚無きまでに潰してこい。人は幾らでも連れて行け。今から現場の総指揮はお前だ。'
'はっ。ありがとうございます。
夢恩、今から幹部会議だ。行くぞ'
'今回は親父に変わって俺が指揮を取る。親父も了承済みだ、異議あるものは?いないようなら今から打ち合わせ。決行は日没20時、いいな。'
"はいっ!!"
'まず、奏が監禁されている蒼伊組所有の別荘には俺を中心に若手の選りすぐりを40人。第一に奏の生存確認、確認され次第保護。優先するべきことは奏の身の安全だ。忘れるな!それと同時刻に親父の所から来てくれた応援50人は百合の指示に従い蒼伊組の本体壊滅を。但し組長と若頭は生きて捕獲。'
"はいっ!"
長い夜が始まる、、、、
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