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過去と君1
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Side 礼人
さくらっ…咲良…咲良咲良咲良
俺の大切な咲良。
1年経ち、学校生活にも慣れて来た高校生活2年目。俺は咲良と出会った。
元々俺はメガネで無口でちゃんと授業をするような普通の男子高校生だった。
特定の友達と一緒にいるわけでもなくクラスメイトと仲良くするわけでもなく、1人で過ごしてた。だから、こんな生活がずっと続くと思ってたんだ。
「お!隣の席だな!俺、双葉咲良!よろしくね〜っ」
なんだこいつ。チャラ
一番関わりたくないうるさいタイプの人間。
仲良くも関わりたくもない、
「…」
俺はそれを無視して机に突っ伏した。
。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚
「あ!その本知ってるよ俺!」
「まじで?!」
「うん!これ廃盤になったやつだよな!」
「そうなんだよ〜…」
仲良くなった
関わりたくなかったやつと仲良くなった。
っていうか、悪いやつじゃなかった。
染めてると思ってた茶色い髪の毛は地毛らしい。何と言っても、俺の好きな作者の本を知ってたこいつ。
双葉咲良
ふっ、悪いやつじゃないな←単純
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