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不安6
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目があった後、俺は反射的に目を逸らし元きた道を全速力で走った。
目からは涙が溢れてくる。
ぼろぼろと零しながら走る。大人が泣きながら走るなんてダサいけど、今は耐えられないんだ。
後ろから手首を掴まれる。
振り向かなくてもわかるよ
礼人だ。
「…はぁ、はぁ…まてよ、っ…」
礼人は俺があの場から逃げた瞬間に追ってきたのか息が乱れてる。
グイッと無理やり俺を振り向かせる。
「ちっ…」
泣いてる俺の顔を見て礼人が舌打ちした。
迷惑だった?俺が嫉妬したから?
怒らないで…捨てないで…
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