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Side. 礼人
「あの〜もしかしてライトさんですか?」
飲み物を買いに来たら見事に捕まった。
俺のファンなのか。
その女はダラダラといつも応援してますとか彼女いないんですか?とかどこに住んでるんですか?と訪ねてくる。
教えるわけねぇーだろとおもいつつテキトーに質問をかわす。
「写真撮ってもらっていいですか?」
「別にいいですよ〜」
早くしてくれ。咲良が待ってるんだ。
俺は早く戻りたくてイライラしてた。今日は俺のプライベートの日だ、こんなやつに邪魔されたくない。
女は腕を絡めてくる。馴れ馴れしくてうざいったるい。
作り笑顔で女のカメラに向かって微笑む。
前から、テレビの前の俺の笑顔は作りもんなのに、よくこいつらはキャーキャー騒げるなと思っていた。
咲良のことが気になりすぎて元来た道を見ると奥の方に誰か立っている。
咲良…?
なんでお前泣きそうなの。
ああ、そうか、
不安にさせた
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