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寝れない
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深夜2時、天井を見つめながらとっくの昔に羊を数えるのに諦めてしまっていた。
日頃のストレスで不眠症
不眠症からの昼夜逆転
昼夜逆転からのストレス増加
先の見えない螺旋状の日々に 唯一の睡眠剤を見つけてた。
達したら 睡魔が訪れる。
一見馬鹿らしいが、今の僕にはこれしかなかった。
若干開いた窓からひんやりと肌に触れる風は僕の胸を躍らせた。
外はまだ暗く、鳥が囀り出すまでにはまだまだ時間がありそうだ。人の気配が全て消された深夜こそ、こんな夜こそしたくなってしまう。
絶好のチャンス、
安眠のチャンス、
そっと月光がカーテンの隙から忍び込んで照らされる顔は少し赤くなっていたのに違いない。
最後はいつだっけ、爆睡シた日
確か先週久しぶりに残業じゃなかったあの日。
ピロリンッ
突然携帯が鳴った。
通知を確認するとそこには大輔からの一通のライン
大輔『おい 起きてるんかー
先日の酒どうだった? 』 02:03
仰向けからゆっくりと横になり携帯を手に取った。
「ちょっとまって、
今飲んでみるわ 」 02:04既読
大輔『食レポよろ』
その下にはなんだかニヤけたアホらしい顔のキャラクタースタンプも送られてきた。
まったく、、
明日は休み、 ならば飲んでも別に いいか
確かにあの日は
パーっと風呂入って、ビール呑んで、
たまたま親友の彼からもらった謎の瓶を開けて一杯注いだ後、、、
そこから記憶が。。。
翌日スッキリして起きたはずだが
あの酒は何処へ?
少し汗ばんだ掛け布団から抜け出し、
携帯の灯で飲み明かした居間へとヨタヨタ向かった。
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