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「君、大丈夫?」
ブランコに揺られながら雨を見ていたら急に声をかけられた
だ、だれ?
「君、すごい怪我だけど大丈夫?」
僕がびっくりして黙り込んでいるとまた声をかけられた
な、何か言わなきゃ!
「大丈夫なのでほっといてください。」
わぁぁぁ…こんなこと言うつもりなかったのに…
どうしよう…折角心配してくれたのに。怒られるかな…
「でも、その傷…」
失礼な態度をとってしまったのに目の前の人は怒るどころか心配そうに僕を見ている
ううう…どうしよう
てっきり怒られると思って身構えていたから予想外の言葉をかけてもらって反応に困る
「とりあえず僕の家にきて!治療するよ!」
そう言って僕をお姫様だっこした
「お、おろして!大丈夫だから」
僕は必死に抵抗したけど腕の力は緩むことなく家まで連れてこられた
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