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「やめ、恭平……っ、あ、ん」
抵抗する程爪先は深く乳首の割れ目に食い込み、圧し潰しながらぐりぐりと弄ばれ、彼の開いている右手が、性器の奥にある双球を転がすように揉みしだく。
「良かった。感じてるね、えらいえらい」
そう言いながら亀頭を口に含み、飴のように吸われ、舌先で先端を丹念に舐められると、堪え切れずに溢れた先走りが、窓から差し込む月明かりにてらてらと濡れているのが見えた。
痛い程に勃起して欲しがっているそれが、信じられない。弟のように思っていた男に、身体はすっかり興奮していた。初めてでこんなことになるのだろうか。
「すごい溢れてるね、勉強した甲斐があったよ」
嬉しそうに笑う恭平は、俺の性器を握り込むと、優しい握力で擦り上げる。腰が震えて、下腹に溜まる欲望に、重みが増していく。
「今日はいきなり本番は、司君も緊張しちゃうからね」
そう言いながら、簡単に体を反転させられると、俺は俯せになり、恭平に振り返った。
「脚閉じててね。予行演習しようね。大丈夫、司君いいこだし、頭良いからすぐできるよ」
背後から覆い被さる熱い身体と、重み。恭平はそう言いながら、俺の髪を整えるように丁寧に撫でると、俺の右耳の外耳を食んで、舌先で擽ってくる。それはすぐにびりびりと首筋から腰へと降りて行き、快楽へと変換された。
俺の腰を抱く太い腕に力が籠められ、空いた手が胸を撫でる。
「俺がどこもかしこも育てて、気持ちいい身体にしてあげるから、心配いらないよ」
――心配しかない。
心の遠くで突っ込みながらも、恍惚としたその声音と吐息が、耳元を擽り、否定が言葉が、短な嬌声と吐息として、俺の口から零れるばかりだった。
「あ、ぁ……なにするんだ……?」
「勉強熱心で偉いね、大好きだよ」
そう言いながらきゅっと乳首を摘ままれ、身体が跳ねる。
「腿にこれ挟める?」
そう言いながら何かが尻の下を、ぬるりと這った。何だろうと思ったそばから、俺はすぐにそれが恭平の性器であると悟った。
「大丈夫、太ももで挟むだけ」
反射的にびくりと身体が跳ねた事を悟り、恭平は身を捩る俺の抵抗を封じ込めるように、腕に力を強め、背中に掛ける重さを加算した。いとも簡単に拒絶を封じられると、抵抗らしい抵抗もできないまま、太ももの隙間に、思った以上に大きく、硬いそれが押し当てられる。
「解説する?」
「い、いいいらない……っ!」
「司君は物分かりも、察しもいいね」
すごい、とまるで子供を褒めるように恭平は俺のこめかみに唇を押し当て、ゆっくりと腰を揺すり始めた。
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