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朝起きたら俺の愛用抱き枕が銀河系レベルの超絶イケメンに変わってました
第五話(1)
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「……んっ……?」
なんか胸のあたりがムズムズする……。
「……っ!?おまっ、何して……」
朝起きたら、変態付喪神がさも当然のごとく俺の乳首を舐めてました。
「寝てるあいだに開発しといてあげようと思って」
「いらん!」
「でもいま感じてたよね?可愛い声出てたよ?」
「出てない」
「出してたよ」
「出してない。……っぁ、」
「ふふ、ほら」
「……ッ、やめろっ……んんっ」
「嫌なら本気で拒んで?弘」
「……だからっ、拒ん……っァ……!」
何だこれ……?くすぐったいのになんか気持ちいい……。
「弘、勃ってる」
「……っは?……違うっ、これは……」
「これは?」
「……朝だから」
「そんな顔で言われても説得力ないよ?」
「……っ、触るな……」
布地越しに形をなぞられ、やんわりと握られる。他人にこんなことをされるなんて初めてで、思考が追いつかない。混乱しているうちに、竜美の手が下着の中に入ってきた。
「弘、濡れてるね。可愛い……」
「……っ、……やめ……ッん……!」
竜美が俺のものを握ったまま覆いかぶさってくる。耳元で囁かれ、背筋がゾクッとした。下からは「クチュッ」と濡れた音がして、わけがわからず顔が熱くなる。
「……ッ、やだ、……擦るなっ……」
「意地張らなくていいよ。腰ゆれてるの気づいてないの?」
「……ッ」
「一週間もヌいてないし溜まってるでしょ?イかせてあげるから素直に僕に甘えて?」
「っン、やだッ、はや……ッん……!」
熱くて硬い手。男の手、竜美の手……。
強く握って上下に扱かれ、頭の中がぐちゃぐちゃになる。自分でするときとは比べものにならない。もう何も考えられない……。
「……ッああぁっ……──!」
竜美の手の中でドクンと熱が弾け、思考が真っ白になる。ぼやけたピントがようやく定まった時、竜美の笑顔が目の前にあった。
「可愛い……弘」
「……ンっ……」
……胸が苦しい。幼なじみで親友の竜美とこんなことをしているなんておかしいのに、このキスがずっと続けばいいと思ってしまう……。
「気持ちよかった?」
「……いちいち聞くな……」
「うん。聞かなくてもわかってるけど」
「……お前は?」
「え?」
「……溜まってないのか?」
「弘がしてくれるの?」
「……勘違いするな。ヌいてもらったからヌいてやるだけだ」
「……うん、それでいいよ。……今はね」
含みのある言い方になぜか鼓動が速まる。まさかこの先を期待してるのか?俺は……。
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