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朝起きたら俺の愛用抱き枕が銀河系レベルの超絶イケメンに変わってました
最終話(3)
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*
「……はあぁ……幸せ……」
「……っ……」
逞しい腕で背中を引き寄せられ、裸の胸板に頬が埋まる。いきなり大人になったくせにこの体はずるい。付喪神ってみんなこうなのか……?
「落ち着いたか?」
「……うん」
「ごめんな。言葉が足りなかった」
「うん、全然ね」
「……ごめん」
恥を捨てて昨夜の行為で抱いた感想を打ち明けると、竜美はようやく納得して死ぬのを思いとどまってくれた。曲がりなりにも神のくせに、まったく世話が焼ける。
「……ンっ……」
優しく押し当てられた唇が昨夜の熱を呼び覚ます。……当然だ。だって初めてなのにイッてしまうくらい気持ちよかったんだから。竜美と繋がりあっていた部分が、ジンジンと疼いてたまらない……。
「ねぇ弘……そんな顔ぜったい僕以外に見せちゃだめだよ?」
「……んッ……」
囁く声も表情も、これまで以上に甘い。たまらず視線をそらすと、胸の突起に竜美の指先が触れた。
「おはよう弘」
「……どこに向かって話しかけてるんだよ」
「今日も可愛いね」
「聞いて?」
「うん……僕の声でちゃんと起きてえらい」
「……っぁ……!」
指先で摘まれ、反対側を舌で転がされる。竜美に触れられるたびにビリビリと痺れるような感覚が増していくのは怖いけれど、自分の身体が竜美につくり変えられていくようで心地良くもある。
「……ンっ、ぁっ……」
「そのうちココだけでイけそうだね」
「……は……?」
「だってちょっと弄っただけでこんなにコリコリして……ビクビクしてる」
「……ゃっ、んァっ……!」
「こっちもこんなになってるし」
「……ッ……」
竜美の指が触れた部分を見ると、すでに下着の色が変わっていた。恥ずかしいのに、竜美に触れられると抑えがきかない。
「すっかりエッチな身体になっちゃったね……弘」
「……っぁ……ゃっ……」
「昨日が初めてなのに、毎晩抱かれてたみたいにやらしい」
「……っ……」
「もしかして……こっちもうずうずしてる?」
「……ンぁッ、」
下着越しにつつかれただけで、勝手に腰が跳ねる。確かに昨日が初めてだったはずなのに、何故かかなり敏感になっている。竜美のもので拡げられて、苦しいほどに満たされたあの感覚が忘れられない……。
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