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違う、
あいつとこの人は全然違う
違うのに、なんで、
なんで今思い出すんだー。
「……ッあ、…あッ」
ゆっくりと差し挿れられる指が、じわじわと内側から俺を追い立てる。
「……きっついな、」
「んッ……ぅ…」
「指、ちぎれそう。」
後ろに指を挿れられて、
腹に着きそうな程勃起させている姿を、真正面から全部見られている事に余計に興奮した。
真木がよく言っていた卑猥な言葉が耳に蘇る
いつも嘲笑われていた。
やめろ、
思い出すな
消えてしまえ、あんな、
あんなのは全部、記憶から消えてしまえ、
「……お前、何か別な事考えてるだろ。」
言いながら、差し挿れた中指をぐり、と曲げられて体に強い刺激が走る
「うぁッ、…!」
「……何考えてた?」
「やッ……」
ゆっくりと押し上げる様に、中の腹側の辺りを探られて、止められない声と唾液が口から漏れる。
「あッ……ちょ……ッ、と……まって、まっ……ッ」
「……この辺?」
「あっ!……ん、やッ…」
ゆっくり揉むように指を動かされて、強い快感がせり上がる。
「……気持ち良さそう。」
「いッ、あッ…だめ、……だめ、だっ……て、あっ!」
トロトロに先走りを溢れさせる物を、ゆるゆると扱かれて、いよいよ思考なんか働かなくなる。
「あっ、だッ……だめ、だめ……ッ……いい、」
やばい、
気持ちいい
それしか考えられない
もうなんでもいい、
もっと、もっとして。
「もっと…ぉ………もっと…して…ッ」
すっかりおかしくなって、
いつの間にかそのまま口に出していた。
身をよじって仰け反らせて、
あられもない言葉をうわ言の様に繰り返す俺を、
浅科さんが、
満足そうな上気した顔で見下ろしていた。
「お前、やっぱり可愛いな。」
だんだん霞んでくる意識で、
イク寸前、そう言われたのだけは分かった。
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