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中学生雅視点 家族
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俺の世界は、ずっと暗くて寒い。
家に帰ると、いつも奴が居た。
俺の父親を名乗り、俺に暴力を振るい、犯す事を生き甲斐としている禄で無し。
実の父親と母親は離婚していたから、義理の父親と言うやつだろう。
そもそも俺は両親が後先考えずサカって出来てしまった望まれない子だったらしく、実の母親も義父を止めるどころか加勢する始末。
俺の人生に救いはなかった。
皮肉な事に俺は世間一般から見て整った造形の顔だったらしく、義父はそれを犯して歪ませることが大層好きで、拘束して玩具を入れ放置したり、気まぐれに殴ったりを毎日繰り返す。
愛情表現だなどとほざきながら。
正直前の父親も母親と俺を虐待して離婚されたような男だったから、こいつの暴力にも然程反応はしないが。
そんな歪んだ「愛」を一身に受けてすくすくと育った俺は、自分なりの処世術を身に着けた。
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