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高校生雅視点 髪6
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髪を切り終わると優はブリーチ剤を手早く塗り、
髪の色素が抜けるのを待つ。
お互い向かい合って話していると、ふと優のピアスが目に
止まった。
「優のその耳ってピアス何個開いてんの?」
ふと気になって尋ねた。
「んー耳だけだったら両耳合わせて9個、、だったかな」
「耳だけだったらって、、他にもあるのか?」
「あれ、気づかなかった?俺、舌にも2個開いてるよ」
優が口を開け、下を動かしてピアスをカチカチと鳴らす。
その姿が酷く官能的に映って、思わず目を逸らした。
もしかすると顔も赤くなってしまったかもしれない。
すると優は何か勘違いをしたらしく、
「あ、ごめん痛そうだよね、、、引いた、、?」
申し訳無さそうに言う。
「いや、、むしろいい、と思う、よ?」
誤解をとこうとした結果、余計なことを口走る。
優は特に変に受け取ることもなく、嬉しそうに言う。
「ふふ、ありがと。みやも興味あるの?、ピアス。」
「あー、、開けてみたくてニードル買うまではしたんだけど、、やっぱ怖くてできてない。」
「じゃあ、俺がやったげよか?」
「え?」
思いがけない提案だった。
「今まで全部自分で開けてるから慣れてるし、人のなら
まず失敗はしないと思うけど」
正直魅力的な提案だった。
優なら病院の知らない医者よりも信用できると思った。
「じゃあ、頼めるか?」
「いいよー。じゃあ髪やり終わったら開けよっか。」
そう言った優の目が怪しげに細められた事に、
俺は気づかなかった。
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