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高校生優視点 夕食
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サッと料理を作り、ものの少ない雅の家に辛うじてあった二人がけのテーブルに料理を並べる。
すると雅は料理を物珍しそうにしばらく眺めたあと、
恐る恐る口に運び、目を輝かせる。
「どう?美味しい?」
「凄い美味しい。ここまで料理出来るとは思わなかった。」
いつも大人びた雅の顔が、ふにゃっと子供のように綻ぶ。
「ふふふ、、雅可愛い」
思わずにやけると、
「は?」
雅は困惑した様子でそう漏らす。
「いやーなんか俺が作った料理頬張ってんの可愛いな
と思って。」
「はあ、いや男に対して可愛いは可笑しいだろ」
「んーん。雅綺麗な顔してるし関係ないっしょ。」
「はぁ、、、」
もう何を言っても無駄と思ったのか、雅は呆れたようにため息をつき、また一口料理を頬張るのだった。
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