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はじめまして。
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side 隼人
1人で家にいるのは嫌だったから少し寝不足だけどキリちゃんの反対を押しのけて受付のバイトに入れてもらった。
キリちゃんと一緒に帰りたいんだから仕方ないよね?
「隼人くん、悪いんだけどこれ桐生先生に渡してきてもらえる?」
「はーい!」
受付からキリちゃんに渡すものがある時はいつも頼まれるんだよね。
仕事中でも会えるように配慮してくれてるのかな?
ついニヤけてしまう。
コンコン
「キリちゃーん?」
院長室は誰もいない。
どこにいるかな?
「キリちゃーん?」
仮眠室にもいない。
事務所にも。
んー、どこにいるんだろう。
「あ、あの〜桐生先生いますか?」
ナースステーションで難しい顔をしている看護師さんたちにそっと声をかける。
「ん?隼人くん、どうしたの?桐生先生なら精神科病棟にいると思うよ」
俺と目が合うとにっこり笑ってくれる看護師さん、キラキラ〜!!
「精神科病棟か…!!ありがとうございます!」
渡してすぐに戻れば怒られないよね?
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