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奴隷少年テア1
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約半年くらい前の事
人間国の歌の国、ラグジェット国の王が、獣人国に反感を買い、大きな戦争が起こった。
その結果、獣人国が圧勝的に勝ち、
国王ジェナルド・ラグジェット、
共に王妃ナジャ・ラグジェット、
第二王子バン・ラグジェットは捕まり、
国王と王妃は死刑になった。
第一王子は既に亡くなっており、時期王になっていたであろう、第二王子、バンは奴隷商に連れて行かれた。
しかし、王子はもう一人いた。
第三王子の名はテア・ラグジェットという。
ラグジェット国の王の家系はαしか生まれないと言われていた。
しかし、王妃が産んだ3番目の子供は、天性のΩだった。
王族の恥だと軽蔑され、3歳から12年間レンガで出来た長い塔にずっと1人きりで生きていた。
奴隷商は偶々塔がある事を知り、登りテアの存在を知った。
それはそれはとても美しい、透き通った長い銀髪で、翡翠の綺麗な瞳、白いまつ毛が長く、まるで童話の精霊のような容姿をしていた。
こんな美しい少年を見たことはないと奴隷商は
見惚れていたが、同時に
こんなに美しく、しかもΩだなんて
きっと歴代の中で最高額になるに違いないと確信し、
テアを連れて行った。
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