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これって2
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俺は凪斗さんが座るベンチの横に腰を落とす。
「…咲良さんのこと置いて来てよかったの…?」
暫く沈黙が続いた後にそんな空気にいたたまれなくなったのか凪斗さんがポツリと声を漏らすように聞いてきた。
置いて来てよかったと聞かれるとダメな気もするが…
「凪斗さんが心配だったから」
「え…?」
「あんた、泣きそうな顔してた」
「っ…」
図星…だよな。見間違えじゃなくてよかったと少しホッとした←
「棗くんは咲良さんが好きなんでしょ…?」
は…?
凪斗さんは自分の手元に視線を下ろして俺に言う。俺の方向いてくんないし…
好きなんでしょ…って、今は好きと言うより、好きだったの方が相応しい。
つか、なんでそんなこと気になるの
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