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これって3
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「あのね、凪斗さん…俺さ、咲良さんのことずっと好きだったんだ。けど1番嫌いな奴に目の前で取られた、笑っちまうよな…ははっ」
俺は気づいたら今までのことを全て話してた。そんな俺に驚いたのかやっと俺の方を見る凪斗さん。
あーあ、そんな綺麗な顔歪めちゃって…
「あの日、俺がFloraにスターチスを買いに行った日…あの日に咲良さんがその1番嫌いな奴に取られちまったんだ。」
「そ、そんなっ…花は渡したって言ってたじゃん、」
「本当は渡せてねぇーし、暫く咲良さんを避けてた。でも本当あの人優しくて…この間会って俺の気持ち聞いてくれた。」
泣きそうな顔をしている凪斗さんに振られちゃったけどなっと無理やり笑顔を作り向けてみせる。
俺のことなのにそんな顔して欲しくない。
そんな顔されると…すげぇ俺が悲しくなる。
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