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君が俺のそばにいなきゃ1
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信じてやれと礼人から言われてハッとした。
凪斗の同意もなく加実が行動する確率だって高いのにあの時は苛立ちを何も考えずに凪斗に当ててしまった。
睨んだ時凪斗はどういう顔をしていたのか思い出した。
傷ついた顔。澄んだ目を細めて眉間にシワをよせて…まるで、
信じてくれとでも言うように…
あの時は俺だって傷ついた。
けれどその顔を見ていられなくて逃げてきたのも事実。
「凪斗…」
名前で呼んでいいと言われたときどんだけ嬉しかった?
初めて身体を重ねた時どれだけ幸せだった?
俺は気づけば凪斗のマンションに向って全速力で走っていた。
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