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君が俺のそばにいなきゃ4
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名前を呼ばれただけで胸が締め付けられる。
俺は凪斗を起こさないようにそっと凪斗が抱きしめているバナナをどかす。
すると何時も大人っぽくて綺麗な凪斗のあどけない寝顔が見えた。
「、泣いたんだ…」
あどけない寝顔を見つめていると目元が赤くなっているのに気づいた。
泣いたんだとすぐにわかった。原因は俺ってこともすぐにわかった。
何やってんだ俺は
泣かせたいわけじゃなかった
凪斗の赤くなった目元に軽く唇を落とす。一瞬凪斗の身体が唇の感触に震える。
ベットに横になり凪斗の寝顔を見つめる。
"いつか大人になれたらいいのに"
そんなことを思いながら俺は重たい瞼を閉じたのだった。
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