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Ring1
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「凪斗身体大丈夫?」
「ぅーん、少し腰が痛いかも…なんてっ」
ベットの中で笑いながら自分の腰を抑える凪人は少し眉を下げている。
痛いとか言われてもあんなお誘いされたら仕方ないじゃありませんかーと自分の中で呟く。
確かに昨日の凪斗は素直でずっと俺にすがりついてきて必死に想いを伝えてきた。俺も調子に乗っていつもより激しくしてしまったわけで…
俺は凪斗の隣に腰を下ろして凪斗の頭を撫でる。
ベットのシーツは昨日の激しさを物語っているように乱れてぐしゃぐしゃになっている。
後で2人で洗濯だね〜なんて呑気に笑う凪斗に思わず心が温まり笑みが零れる。
「あ!そうだ!」
「ん〜?」
「渡したいものがあるんだ、ちょっと待ってて」
すっかりいい気になって大切なものを忘れてた。
俺はベットから起き上がり軽く凪斗のおでこにキスを落としてからリビングに向かう。
リビングに入ると自分の鞄を開け、中から小さい箱を出す。
これを買うのに随分恥ずかしい思いをしたもんだ…
その箱を手に持ち凪斗が待っている寝室に戻る。凪斗は不思議そうに、それでもまだ腰が痛いのかベッドに寝たままでこちらに顔を向けている。
しかし、直ぐに俺の手に掴んでいるものに気づいて何か期待した顔をしている。
「はい、これ」
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