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floral2
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Side咲良
「…そんなにニヤニヤして咲良さんどうしたんですか?」
新しい花を朝届いた宅配便のダンボールから取り出す作業が終わったのか凪斗くんはコーヒーを俺に出してくれた。
お礼を言いながらカップを差し出してくる凪斗くんの細くて長くて白い指を目で追う。
普段からふとした瞬間凪斗の繊細な動きには同じ男なのに見惚れちゃう時があるけれど、俺はあるモノに気がついてしまった…!!
「な、なぎとくん!それ?!」
「ぁ、ああ…これですか?」
少しもじもじしながら細い指を絡めて顔を照れて綻ばせている。
くそぅ、かわいいなぁぁあ!←
「昨日、棗に貰ったんです!もう、嬉しくて嬉しくてっ……!!!」
「………っ!!!よがっだぁねぇえええ!」
興奮して少し目に涙をためて話す凪斗くんに俺は思いっきり抱きついた。
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