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夕方、凪斗の仕事が終わる頃に店に凪斗を迎に行った。
すると、泣きながら凪斗と咲良さんが抱き合っていて一瞬驚いたけどなんでそうなったのか何となく理解出来た。
店に入ると咲良さんは凪斗以上に両眼から大量の涙を流しながらずびずび鼻を啜ってる咲良さんが面白く見えた。まぁ、そんな所が咲良さんの素直でいいところ。
俺らのことでこんなに泣いてくれる人なんて咲良さん以外にいない。
礼人は礼人で鼻で笑ってきそうだし…つか、想像が容易に出来てしまう。
謎の抱擁?を続けている二人に呆れて微笑みながらも、早く俺の存在に気づいてくださいと思ってしまう…
「ふぇ?!なつめくん?!」
「え?!なつめっ!!?」
「どうもー、お疲れ様です」
黙ってそれを突っ立って見ていた俺に数分後やっと気づいた様子のお二人さん。
二人とも見られてしまったと慌てふためいてるけど、うん、俺前から見てましたから!←
咲良さんは俺の表情を伺っているけど、怒ってませんよと微笑むと、よかったー!と大袈裟に言う。凪斗もその言葉にほっとしたのか、安堵の笑みを浮かべて帰りの閉店の準備を始めた。
俺も花達が香る店の中、凪斗達の手伝いをする。
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