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〜出会い〜
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俺の名前は天野悟(あまのさとる)
私立若杉高等学校に通う高校2年生だ。
今日クラスに転入生がやってきた
琴早妃 千夏 …?
女みたいな名前だなぁ、どんな子だろう?
俺はこの女の子みたいな名前から、
転入生がどんな子なのか想像を膨らませていた。
◇ホームルーム◇
「東京から引っ越してきました琴早妃 千夏(ことさきちか)です。よろしくお願いします。」
千夏が独特な高い声で挨拶をしている
琴早妃が自己紹介してる間ずっと俺は
あの男とは思えない肌の綺麗さ、ぱっちり大きい目、
長いまつ毛、やわらかそうな唇に気を取られて
全然自己紹介を聞いていなかった。
「かわいぃ…」
思わず口に出してしまった
幸い誰にも聞かれていないようだ
正直自分でも困惑している。
男に可愛いとか(笑)
「…」
◇休み時間◇
「あの、、すみません」
「ど、どうしたの?」
琴早妃に話しかけられるなんて思ってもみなかった
俺なんかになんの用だ?
「なにか僕に用ですか?」
「えっ?」
悟は困惑している
「あっいや、何も無いならいいんです!ただ、休み時間天野くんがずっと僕の方を見ていた気がしたので…」
「え、うそ」
悟は無意識だった
「ううん、なんでもないよ!」
「そうですか、分かりました」
「ちょっと待って!」
「??」
千夏はびっくりした様子で振り返る
「…呼び捨てでいいよ、あと敬語もなしな」
「うん!」
千夏は戸惑いながらも嬉しそうに返事をした
「ふぅ…」
悟は疲れた様子でため息をついたが、
どこか嬉しそうに見えた
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