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将来の夢
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~白星side~
島に言われて自分の部屋に入る。
ふと、自分の未来のこと考えてしまう。
晴はカフェを経営してて、次男と三男そして四男もカフェの手伝い。
姉はアイドル。
そしたら自分は?
ふとそんなことを考える。
「僕の未来ってなんだろう?」
5年前、百合耶に言われたことがある。
~5年前~
「こーちゃんは、未来のこと考えてる?」
「未来?」
「うん。」
「それって将来ってこと?」
「うん。」
「全然考えたことなかったなぁ。」
「そろそろ考えればいいのに。私達はいつ死ぬか分からないから、今やりたいことをやればいいのに。それすらもないの?」
「うん。」
「そっか。見つかったら教えてね。」
「うん約束。」
「約束。」
~現在~
「あれから5年から。やりたいこと。歌に、作詞に、ダンス。これに当てはまるもの。う~ん。あっ、そうだゆーちゃんに相談してみよう」
百合耶の部屋の前に行きノックをした。
そしたら直ぐに出てきてくれた。
「どうしたの?」
「相談してみようかなぁっと思いまして。」
「とりあえず入る?」
「うん。」
そう百合耶に言われて白星は百合耶の部屋に入った。
「適当なとこ、座って。」
「うん。」
「それで相談って何?」
「ユリ、昔ゆりが言ったこと覚えてる?」
「昔?う〜と、あっ、将来のことか!」
「うん。」
「それがどうしたの?」
「今、迷ってて。」
「何に?」
「将来のことで。」
「よし、話してみ?お姉ちゃんに。」
「なんでそんなにかまえてんの?」
「?」
「まぁ〜いーや。そんなことより、僕趣味で作詞やダンスしてるでしょ?」
「うん。」
「それでね。作詞ダンスを入れた将来ないかなぁ〜ってそうだしに来たんだけど?なんかある?」
「作詞にダンスかぁ〜。う〜ん。あっ、あった。」
「何?」
「アイドル。」
「え?」
「だから、アイドル。」
「なんで、アイドルなわけ?」
「だって、作詞ダンス。アイドル以外に当てはまるのなら何?白星は楽器で来てもドラムだけだよね?何?それともバンドなわけ?」
「バンドはちょっと。」
「でしょ。」
「アイドルかぁ〜」
「そんな簡単に出来るわけないじゃん。」
「それなら大丈夫。」
「なんで」
白星は不思議そうに百合耶眺めていた
「フフフフフ。」
「何その笑い方。怖い。」
「何故ならばじゃっじゃっじゃん」
「?」
「今度うちの事務所でオーディションあるんだぁ。それに参加してみなぁい?」
「オーディションあるんだぁ。それいつからなわけぇ?」「ふふふふ。1週間後。」
「1週間後!」
「そう!」
「僕、合格出来るのかなぁ。」
「大丈夫。だって私のダンス完璧に踊っているもの。素人やプロでも踊りにくいものの方が多いのよ?」
「そうなの?」
「えぇ〜。そうよ。」
「知らなかったぁー。何となくで覚えて踊ってたからなぁー。」
「でしょ。だから、ねぇ、アイドルオーディション受けてみない?もしかしたら、私と同じチームになれるかもしれないよ?」
「うん、いちようやってみるよ。」
「うん!そうしな。」
「あ〜、ゆーちゃんに相談して良かった。」
「ううん。いつでも相談してね!」
「うん!ありがとう。」
「いえいえ、どういたしまして。」
そうして白星は、決意をした。
けれどもこの時の白星は知らなくだたのだ。
運命の人に会うとも知らずに。
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