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約束 エリーゼ視点
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~エリーゼside~
オーディションから1週間後、エリーゼは合格通知を見ていた。
(まっ、テキトーにやってたもんな。そりゃ落ちるわなぁー。)
「何てんだエリーゼ?」
「げっ、兄貴。」
「なんだよ人の顔を見るなりげって。」
「ごめん。」
「何?番号なかったわけ?」
「おう。まっ適当にやってたしな。」
「お前は。はぁ〜。」
「何?」
「別に。そう言えばお前、百合耶にあったそうだなぁ。」
「百合耶?誰それ?」
「海堂白星の姉。」
「あーそう言えばあったような気がする。」
「はぁ〜、まぁいいや。それと来年の7月24日から俺この家てでくからな。」
「あっ、結婚?」
「そう。なぁひとつ言いたいこと言っていい?」「何?」
「相手見つけたら?お前の女遊びを処理するこっちの身にもなれよ。」
「なぁ兄貴。」
「人の話聞いてんのか?んで、なんだよ。」
「デートの誘い方ってどうすればいい?」
「へぇーデート、うん、うん、デデデ、デートお前があ〜。」
「うん。」
「そんな奴いたのか。」
「いや。一目惚れ。」
「相手は。」
「兄貴の婚約者の弟。」
「まさか白星君!」
「うん。」
「お前、ユリに殺されるぞ。」
「なんで?」
「あいつ白星のこと大事にてるからなぁー。」
「それでも、んで誘い方!」
「んあー、ご飯にでも誘えば?」
「わかった。」
「んで、返事は?」
「土曜日ならって。」
「まぁ、頑張れエリーゼ。応援してるから。あと忠告。あそこの双子落とすのに苦労するぞ。」
「おう。忠告ありがとう。」
エリーゼは、ウキウキしながら約束の土曜日を待っていた。
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