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わがまま
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~亜紀side~
「ただいまーって何この空気重いよ。」
そう言ったのは白星だった。
それも言いたくなるだろう。
百合耶は正座し亜紀は百合耶の前に、
仁王立ちしていたのだから。
そして島がずっと本を読んでいた。
「何、どうかしたの?」
白星はそう言った。
それもそうだろう。
何故かものすごい顔をした亜紀が怒ってるからだ。
滅多に怒らない亜紀が怒っていると言うことはかなりやばい問題だと言うことだ。
「白星。何故黙ってた。」
「何が。僕なんかした亜紀?」
「なんかしたっじゃないだろ。どうして恋人がるとこを黙っていた。」
白星は驚いた顔をした。
「別にいいじゃん。いちいち言わなくたって。」
そう言うと亜紀は怒った。
「なぜ言わなかった。」
「別に言わなくたっていいじゃん。小学生しゃないんだから。」
「そう言う問題じゃない!!」
「だったら同意問題。」
「もしお前になにかあったら!」
「もう子供じゃない!!」
「どう見たって子供だろ。中2は!!」
「子供じょないよ!!それに僕もう中2だよ。何がそんなに心配なんだよ!!」
「もうお前にまたあんなことがあったら!!」
「もう事故から4年だよ。もういいじゃん!!」
「まだ4年だぞ。5年6年じゃないんだよ!!」
「はぁ。もう、4年じゃん。別にいいじゃん。それに、恋愛と事故まったく関係ないよ!!」
「お前はまたそうやってわがまま言う!!」
「いいじゃんわがままの一つや二つぐらい。」
「だからお前は記憶が戻らないんだ。」
そう言った瞬間亜紀の顔は青ざめていた。
「亜紀それ行ったらダメ!!」
そう言ったのは零だった。でも、もう遅かった。
「悪かったね。記憶が戻らなくて!!」
白星はそう言いながら涙を流し家を飛び出した。
「白星!!亜紀、今のは亜紀が悪いよ。」
そう言い残し百合耶も、白星のあとを追いかけた。
そこされた、晴、亜紀、島、零がいた。
「亜紀後で俺の部屋こい。」そう言ったのは晴だった。そして亜紀は後悔した。白星にあんなこと
言わなければよかったと。
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