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ラムネ雪8
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「ぁっ…」
雪の口から甘い吐息が漏れる。
頬は染まり、悩ましそうに眉間にシワがよる。
ナツキの中指が花弁を確かめるように何度かなぞると、雪がビクッと反応をして体に力を入れた。何度も中指で片方の乳頭を弄る。
「…なっちゃ、ん…っ!」
執拗にいじるナツキの腕を雪の手が弱々しく掴む。
ナツキの与える刺激的な毒気に犯され、全身の痺れと思考を奪われた雪の艶やかな姿に爆発しそうな感情をなんとか押し込める。
ナツキは、甘く切なく名前を呼ばれて雪に唇を重ねた。
「ふぁっ…!」
雪の口から甘い嬌声が漏れる。
ナツキの太腿に触れている雪の下半身がゆっくり誇張を始める。おそらく本人に自覚はなく、そこが大きくなっているとは思っていない。
ただ、雪の中に眠る男性としての血潮は明らかに流れていて、その脈が強く目まぐるしく活動を始ている。
須く与えられた眠る魂が揺さぶられる。
「ゆきちゃん」
ナツキが唇を離すと、呼吸の荒い雪が頬を染めてボーッとナツキを見つめていた。
混乱と困惑の表情のまま、なにをされているのかわからない様子の雪を見て、ナツキの頬が緩む。
「可愛い」
雪の細い喉が上下する度に艶やかに濡れる唇から声が漏れる。
唾液で艶やかな唇は半開きになっていて、潤んだ瞳でナツキを見つめてくる。
抵抗しない、何をされているのかわからない。
無知で優しい雪の性格につけいる隙を見つけて、無抵抗な彼を犯す。
「ぁんっ…!」
雪が甘い声を漏らした。
与える刺激に素直な反応を示す雪に、ナツキは歓喜する。
「ゆきちゃん可愛い」
雪のズボンのボタンを緩めてジーンズのチャックを下げる。
「…なっちゃん??」
名前を呼ばれるたびに、ナツキは雪への気持ちが加速する。
「ゆきちゃんってトランクス履いてるの?可愛いね」
流行に疎い雪は、母親が買ってきた下着をそのまま身に着けている。
物持ちが良いといえば、聞こえはいいが、それしか知らないというのが真実。
揶揄われたのかと思い、雪は頬を赤くする。
だが、ナツキは雪の反応を別の意味で捉えたらしい。
「大丈夫。見たくなかった目を閉じてて…」
その言葉が悲しそうだった。
雪は今から何をされるのか分かっていない。
その様子がナツキの陵辱心を擽る。
「??」
雪は、ナツキの言葉の意味がわからずに、ズボンとパンツを下ろされた事を疑問に思う。だが、抵抗はしない。
「…!?」
雪は、自らの性器が誇張しているのを目の当たりにする。
そういえば、そんなとこを暫く触っていないし、まじまじと見たこともなかった。だから、尚更驚いたのだが、それよりも、もっと驚いたことが起こり目を見開く。
「ちょっ…!!?」
と、口を開いた時にはもう既にことは起こっていて、どんな言葉をいえばいいのかわからない。
知らない誰かが遠くでひっきりなしに甘い声をあげていた。
やがて、目の前が真っ白になって、頭の中で何かが弾けた…
あっという間の出来事に雪が感じたことはたったそれだけだった。
「あぁっ!」
ナツキは、雪の性器をなんの躊躇いもなく口の中へ入れた。
雪の驚いた表情は何度見ても愛おしい。
まるで、自分の全体像が、自分自身わかっていないような性器が、遅い目醒めを自覚し、半分だけ芯を持ち硬くなっていた。
それを口に入れると、ビクッと身体が反射的に動く。
粘着質な唾液が雪の性器に絡むと性器が更に膨らむ。
雪の性器が硬く芯を持つと、大きさは案外平均的であった。
性に興味がないから、てっきり男性ホルモンが薄い方なのかと思った。それに比例して性器も小さいのではないかと予想していた。
確かに、体毛や陰毛の類は薄いが、性器は平均的で、それが妙に艶かしく、ナツキは更に興奮した。
身長も成人男性の平均よりはやや小さいし、男子が喜ぶ下劣な話にも疎い。
心頭を滅却すれば火もまた涼しと言い出しそうなほど、俗世から離れ真面目な僧侶の勤めをまっとうする日々の雪と、目の前で痴態に乱れる雪と頭の中で比べてしまう。
双極の姿に、ナツキは興奮を抑えられそうになかった。
ナツキのズボンの中で自らの誇張した性器が、窮屈だと訴えている。余裕のないズボンは、外から見てもわかるくらい存在を主張している。
喉の奥に当たるように雪の性器を口腔に含んで愛撫をすると雪は甘い嬌声をあげる。
今まで感じたことのない刺激に翻弄され、我を失っているのだろう。
簡単に翻弄される雪の反応に気を良くして、更に口を上下に動かす。
刺激に従順な雪の足がジタバタと動く。
わざとジュルジュルと音を立てて性器に吸い付いて、絞り取るかのように強く愛撫すると、雪の足の指がギュッと縮こまる。
ナツキが、早急に雪を追い立てるように強い刺激を加える。
おそらく限界だろうと思うところを執拗に攻め立てる。
あっという間に雪は内側の太腿を震わせて、ナツキの口腔に精液を吐き出した。
躊躇いなくナツキは雪の精液を飲み込む。濃くかなり癖があった。
きっと色も酷く白濁していただろう。じっくり確認する余裕はなかった。
こんな人に無抵抗で、純粋な人の精液が汚らわしいわけがないと、狂気じみた妄想に耽る。
雪は、初めて他人から、もたらされた激烈な刺激に放心していた。
精液を吐き出したのかもわかっていないだろう。
それどころか、何が起こったのかを理解できているだろうか。
ナツキは恍惚と支配欲の狭間で、今まで感じたことのない高揚感を得た。
だんだん、ナツキも毒が回ってくるかのように自分が制御できなくなってくる。
「…はぁっ…はぁ」
雪が薄い胸板を上下に激しく動かして、床に溶ける様をナツキはじっと見下ろす。
口角の残滓を指の腹で拭う。
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