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少年25
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「はい、鍵」
ジロっ
「そんな睨まないでよ
あの子と話してきたし飯も一緒に食べたから。
飯は用意しておかなきゃ。奴隷市場にいて、言われないと自分では食べないんだからさ、あの子」
「…」
「夜の分も作って冷蔵庫にあるから帰ったら一緒に食べてあげるんだよ!」
ちゃんと聞いてるー!?
やっとうるさい上司から逃げきれた
何だか仕事が全然進まなかった…明日は残業だな…
ガチャガチャ
「!」
朝と変わらずソファーにいた
冷蔵庫を確認するとチャーハンが入ってた
「ほら、食え」
あっためてから机に置く
「あ、あの…
ご飯、たべて大丈夫です、か…?
椅子に座っても大丈夫ですか……?
お昼に男の人がきて、良いって言ってくれた、
って…聞いて…」
「あ?そんな事…」
あー、そういや上司が言ってたな…
「あ、ご、ごめ、んなさい…!
やっぱり床で」
「床?どういう事だよ」
「ゆ、かで食べるよう…にあそこでは言われてて…」
「……」
「……あそこの事はここでは関係ないし、俺は知らねぇ 椅子に座ってさっさと飯食え」
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