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少年27
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「先に入ってるから、服ぬいだらこい」
バタン
……一緒にはいる……あの人に体見られちゃう
たたかれたりなぐられたり、切られたり火を押し付けられてきたから、たくさん傷がある
汚い
汚い……
い、いそがなきゃ
ガタン
なるべく手で体を隠して入る
「…ぁ…」
すごく小さい声だったけど、お風呂場だから声が響いて驚く声が聞こえてきた
…っ…手で隠したんだけど、やっぱり見えてるんだ
なるべく汚い体を縮めて床に座った
ごめんなさいこんなに汚くて…
こいつの体は傷だらけだった ある程度は予想してたけど
想像以上に傷だらけで
普通の肌が見えてる所の方が少ない
体を縮めて床に座るとさらに小ささが増した
跡になってるものから最近つけられたものまで
こんなガキに手あげて何が楽しいんだか
ああ言う所のやつらの思考はさっぱり分からねえ
「これが頭洗うシャンプーだ、つけて洗え」
「は、はい……」
……本当に使って大丈夫だったんだ、前のお試しの所で良いって言われたから使ったら怒られて
それから…
怖くて使えなくなったんだよね…
ッ…
いた、い、……
「お前そんなちんたらやってたら汚れとれねえぞ」
ゴシゴシ
「!!い、いたいっ!」
じわっ
叫び声と共に泡の一部が赤くなった
…体が傷だらけなんだ、……頭もそりゃ…
いたい いたい いたい
頭をゴシゴシとこすられた瞬間、頭がすごく痛くなった
いつもはお風呂の蛇口からの水をすくって少し洗うだけだったから…あんまり痛くなかったんだ
「……流すぞ」
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