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少年29
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ドクン
ドクン
す、すごく怒ってた
何かの音がなって怒りながら出ていっちゃった
ぼく出て大丈夫かなあ
傷が痛いのもあってゆっくりゆっくり拭いてから出る
ゆっくり部屋に入るとあの人はソファーに座って電話を見ながらため息をついてた
ぼくに気がつくと部屋の電気を消していった
……な、なんかまだ怒ってたかもしれない……
ゆっくりソファーに横になる
「??」
何か固いものに触った。なんだろうと思ってもう一度触ろうと手探りしてると
ガタン
「あっ」
床に落ちたみたい、慌てて拾おうと床に足をつけたら
パキっ
「!!!!」
足の裏から嫌な音がした
慌てて足をどける
目がまだ暗いのになれてなくて、やっと慣れてから見てみたら
あの人がいつも持ってる薄い長四角のものがひび割れていた
サーッ
血の気がひいて、せっかく洗ってもらった体から一気に汗がでる
どうしようどうしようどうしよう
壊した壊した壊した
ぼくが ぼくが ぼくが ぼくが ぼく、が…
パチっ
しばらく呆然としてたら電気がついて、あの人が部屋に入ってきた
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