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少年34
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あいつが呼ばれてしばらくしてから俺も呼ばれた
「こんにちは。どうぞおかけください。
今診察が終わって、先生に処置をしてもらっています。
傷の状態ですが、ご覧になったことは?」
「昨日、風呂で見ました」
「そうですか、ではお分かりかと思いますが、かなり化膿している箇所があって、
毎日薬をぬる必要があります。お風呂あがりにぬってあげてください。
量はこれ位で、酷く痛みますからゆっくりゆっくり優しくぬって。」
「ぬるのは自分でやらせたら良いんじゃないんですか」
「だめです、自分だと痛くてやらない可能性があります。背中にもぬらないといけないから自分だと届かないです。
傷のなおりも見ていただかないと。
あと、精神的にもすごく弱っています。
…あんなところがにいたら誰だって弱ってしまいます。
優しいことばもかけられなれてません。…だから話しかけてあげてください。
なので一緒に寝てあげるのはすごく良いです。あたたかくて安心しますし話しもできますから。
夜はどうしてますか?」
「あいつがソファーで寝てます」
「だめですそれではちゃんとした睡眠がとれません。
馴れるまで一緒に寝てあげるかもう一つ布団かベットを用意してください。」
「…いや、なんでそこまで」
「……」
「………傷の経過を見ますので来週また来てください。ご都合良い日はありますか」
「この日、大丈夫です」
「わかりました。
まだ処置かかりますから待合室でお待ちください。」
「じゃあちょっと用事たしてきても?」
「はい、大丈夫です。あまり遅くならないようにしてください」
「わかりました」
新しい携帯をとりにいき、待合室に戻る
少しして呼ばれた。処置が終わったらしい。
すぐ会計に呼ばれ病院を後にした。
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