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少年81
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何がなにやら分からなかったが
「っ!!」
書類を持つ腕に噛みつかれていた
すぐさまでけえ男達に取り押さえられる。
血がぼたぼたたれる腕を押えながら床を見ると、
頭から獣の耳を生やしたやつがいた。
「大変申し訳ありません、手当しますのでこちらへ」
横の部屋へ案内される。
「腕を出したままこちらにお座りください」
椅子に座り、腕を出す
「今のは?」
「獣人です。ご存知ですか? 消毒します」
「っつッ………まあ、なんとなくは。俺がここに はじめに来た時もいたんですか?」
「いえ 何日か前に来たんですが隙があればすぐ脱走しようとしまして」
「たまたま今日は俺が鉢合わせた と」
「はい。ですがもう脱走する事もなくなります お客様にケガをさせたのであれは処分になりますので」
「処分」
「はい。
…応急処置になりますが終わりました。あくまで応急処置なので、病院に行ってください
領収書を持ってきて頂ければ治療費お支払いします
それから先程の書類、もう1度名前含めて書き直して頂きますようお願いします」
コンコン
「はい」
「すみません、ちょっと良いですか」
「今行きます。それではよろしくお願いします」
担当が立ちあがり書類を持って俺も立ちあがり部屋から出る
「こいつっ、大人しくしろ!!」
「なんて力だこいつ!!!」
「痛っってえ!噛みつくなよ!!」
ガウっ!!!!
ヴヴヴ…ガアア!!!
ガウッガウッガウッ!!!!
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