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少年88
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「お願いします!その子だけはっ…
その子だけはやめてくださいっ!!
私はどんな目にあってもいい!お願いします、お願いします!!」
昔、どこかの母親とガキが捕まった所を見た
見ず知らずの母親は必死に叫んでいたがガキはそのまま捕まっていった
隠れながらそれを見ていた俺はニンゲンは獣人と分かればガキだろうがなんだろうが関係ねぇってことだ
生まれたばっかの赤子でも
興がそがれて上からどく
包帯から血が滲んでるが知ったこっちゃねえ
「ご、ご主人さま…あ、の…だ、だいじょうぶ、です……か……?」
「傷が開いただけだ」
「……」
「お前、濡れたとこふくんだろ。タオルとバケツ台所の下だから」
「あ…は、はいっ」
ほっときゃ良いのにちびは濡れたとこを拭きにいった
廊下に繋がるドアが開きっぱなしで拭いてるからちびが拭いてるのが見える
あいつバカだろ…
ちびは濡れたとこを拭いてはしぼらずそのまままた拭いている
バケツ持っていった意味ねぇし、濡れた場所が広がってんじゃねぇかよ
「てめぇバカか、貸せ」
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