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「甲斐くん、大丈夫?」
「はい!」
ふたりで出掛けた青山。
正直、仕事でしか出掛けた事のない敷居の高い街だ。
山野さんと青山のイメージが無かったから、正直、おれは驚いた。
「山野さん、この辺って良く遊びにいらっしゃるんですか?」
「ん?いや。でも知り合いの店があるんだ。」
ひぇぇ。
青山に知り合いの店があるなんて、病院の先生って事を思い出して急にドキドキしてきた。
・・・どうしよう、おれ、釣り合ってない?
知り合いの店なんて無いし、常連と言える店は、家の近くのコンビニだ。
あ、しょげた。
結構、メンタルやられたかも。
「どうした?」
「あ、いえ。」
だめだめ、暗くなっちゃ。
山野さんに心配かけちゃう!!
「楽しみです。」
「ん、色々選ぼう。」
「はい。」
そうして、一本路地に入ったところに、そのお店があった。
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