アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
すべき事
-
side凛
「手足の爪は全部剥がされている。それに若干凍傷になりかけている。
骨折とかの類は無いが左腿に大きな火傷のあとが有る。正直これは痕が残るかもしれない。歩く時痛いだろうから支えてやってくれ。
それと全身には鞭、刃物、素手などで付けられた痕が酷い。まあこれらは痕が残る心配はない。
1番酷かったのがうしろ。慣らされないで大人のを挿れられてきたり、ソレ目的出ないものを挿れられるから中も外も傷が酷い。
とまあこの位かな。伝えておくべきことは。」
俺は言葉を失った。
あの子はどれだけの痛みを味わってきたのだろう。
本来は親に愛されているはずなのに…。
どれだけ辛かったのだろうか。
あんな小さな子が受ける傷ではない。
「まぁ俺らがどれだけ怒ろうと悲しもうとあの子の為になる訳じゃないし、あの子が自ら帰りたいと言った場合俺らに止める権利なんてないんだよ。」
「でも…!」
「日本の法律で決まっている事だ。仕方がないんだよ。
色々聞きたいことや知りたいこともあるだろうけど今は休んであの子の目が覚めてからにしなねー。」
「…」
「ま、またいつでも呼んでねー。ばいばぁーい。」
そう言いながら白虎と来智は帰っていった。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
16 / 49