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救い
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side?
名前をよびながら目をひらくとおもったよりも明るくて目がちかちかした。
まだここはやえぞのさんの家でほっとした。
ゆめと同じように左手があったかくて見てみるとぼくの手をつかんだままやえぞのさんはねていた。
やえぞのさんもこのふあふあなところでねればいいのに…。
ねぇ神様。
ぼくにとっての神様はやえぞのさんかなぁ…。
やえぞのさんは痛いこととかしないしもしかして神様なんかじゃないかな。
もしそうだったら愛してほし、、、
「りんー、きたよー。ねて…ってあぁ!起きたんだね!」
「ヒッ!」
見たことないおとこのひとがちかずいてきた。
しせつのおむかえだ!
やっぱりぼくは幸せになっちゃいけないんだ。
愛されちゃいけないんだ。
またあの痛いことされるしせつにもどらなくちゃいけないならせめて最後までやえぞのさんにさわっていたい!
しせつにいっても忘れないように!
ぼくがだせる力のかぎりでやえぞのさんの手をつかんだ。
「おーい、きこえてるー?もしかして体調悪い?」
そういってお顔をちかずけてきた。
いやだ…… いやだよ………
「やっ、やえぞのさ…やえぞのさ、、、」
こわくてこわくてちっちゃな声だけどやえぞのさんをひっしによんだ。
どれくらいそうしてたんだろう…。
「んーどぉしたの?こわいゆめでもみたぁ?」
そういって頭がこすられた。
「おとこのひとっ、おきたらっ、、、ぉむかえ、、、しせつ、、、もぉばぃばぃ、、、うぅーーー」
やえぞのさんがおきてくれてほっとしたけどおむかえが来ていやで、でもしせつに行かなくちゃいけなくてきもちがごちゃごちゃしてきてなみだが止まらない。
「男の人ぉ?あっ!忘れてた!ちょっとここで待ってられる?」
ここでまつってやえぞのさんとはなれるってこと?
いやだ…っ!
「ふふっ、離れたくないんだね。じゃあ一緒に隣の部屋に行こうか。」
そうやえぞのさんがいうとぼくのからだはういた。
「…っわ」
「怖かったら僕に捕まっててね。」
そういってやえぞのさんは歩きだした。
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