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第三話「推しが好き過ぎてつらい」⑦
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「こーら、なおちゃん」
「あ゛ぅッ……」
ぐちゅっと音を立てて抜けていく舌に名残惜しさを感じていると、突然ガブッと下唇を噛まれた。痛みに肩を跳ねあげ、びっくりして目を開け唇をつぐむ。
「俺の服、なおちゃんのでベタベタなんだけど?」
「えっ……」
言われてから初めて、自分の愛液がきびちゃんの洋服を汚していることに気がついた。
「ご、ごめんなさいッ……」
噛まれた唇にズキッとした痛みを感じながら、慌ててきびちゃんの上から降りようと腰を浮かせる。
「あッ……」
でも、浮かせた腰をきびちゃんの手に掴まれ、元々ガクガクだった身体は簡単に元の位置に戻ってしまった。
「だめ、許してあげない」
目を細め、口角を上げたきびちゃんがニッコリと笑う。その目は意地悪な目をしていて、目が合っただけで後ろがキュッと締まった。
────
「ちゃんと動いて」
「あッ、んぅ……ッ」
向かい合って座っていたきびちゃんがそのまま後ろに倒れ、仰向けになった身体の上に座らされた。
あっという間にきびちゃんは性器を取り出して、ぐずぐずの俺の秘部にソレを深々と突き刺した。
「なおちゃん、聞いてる?」
繋がりが深すぎて、動いてないのにずっとイってるみたいに気持ちいい。腰を掴むきびちゃんの指が肌に食い込んで、何もしない俺に段々イラついて来てるのがわかった。
動かなきゃと頭ではわかってるのに、足がガクガクして力がちゃんと入らない。
「ぅ…ッ、で、できなぃ……」
何度も腰を浮かせようとしてみたけど、ナカを少し擦られるだけで力が抜けて、また沈んでしまう。見上げてくるきびちゃんの目が怖くて、涙が出てきた。
「できない、じゃないだろ」
「い゛ッ……」
腰を掴んでいた手が移動して、きびちゃんのを咥え込んでいる後孔に指をねじ込む。きびちゃんのだけでもいっぱいいっぱいに拡がっているソコを、更に無理やり拡げられて痛みに顔をしかめた。
「ぅ……だってッ……んぁ…」
きびちゃんのお腹についた両手から、力が抜けそうだった。ぐちぐちと孔の縁を指で刺激され、込み上げる痛みと気持ちよさに喘ぎ声が漏れてしまう。
「やる気ないならやめようか」
「ん゛ッ」
後孔から指を勢いよく抜かれ、衝撃に身体が跳ねる。
恐る恐るきびちゃんの顔を見ると、真っ直ぐに冷たい目が俺を見据えていた。
「ごめ、なさいッ…する……ちゃんと、するからぁッ…」
──だから、抜かないで。
泣きながら懇願する俺に、きびちゃんは呆れたようにため息を吐いた。
「はぁ……早くして」
眉間にシワを寄せ、俺から視線をそらす姿に胸が痛くなる。
早く……早くしないと。
嫌われたくない……。
ボタボタと落ちる涙をそのままに、きびちゃんのお腹についた手に力を入れて、震える足で腰を浮かせる。
「ア、んぅッ……」
ゴリッと音を立ててきびちゃんの熱が俺のナカを擦った。ガクッと崩れ落ちそうになるのを何とか堪えて、ソレが抜けるギリギリまで腰を浮かせる。
「はッ、ぅあぐ……ん゛……」
また腰を降ろして、ドロドロの肉壁できびちゃんのモノを呑み込んでいく。ゆっくりでないと今にも達してしまいそうだった。
「はぁ…は…ぁ……ん゛ぅッ…」
ピタッと肌がついたら、もう一度腰を浮かせる。足に力を入れるたびに、お腹にも力が入ってナカにいるきびちゃんのソレを締め付けた。
気持ちいい……きもちいい……。
頭の中は快感でいっぱいで、熱に浮かされた頭ではきびちゃんの表情をうかがう余裕もなかった。
「なに自分だけ気持ち良くなってんの?」
「ひッ、あ゛あッ……!」
どぴゅッと音がして、俺の性器から白濁が飛び散る。きびちゃんの手に腰を勢いよく引きずり下ろされ、固いモノがナカの弱いところを抉った。
「あッひ……ッ」
パン、パンと一定のリズムで突き上げられて、肉壁をゴリゴリと犯される。イったばかりの身体は痙攣し座っていられなくなって、きびちゃんの上に倒れ込んだ。
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