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「っ、え……やだ、やだっ、抜けよっ」
一個目を引き抜かずに追加しようとする僕を、ゆうくんは止める。恐怖を感じてる声がめちゃくちゃそそる。
「なんで?」
「やだ、ふざけんな、や…………っ、怖いって、やだ、」
「あーはいはい。大丈夫大丈夫。入るって」
「むり、や、っ………そういう問題じゃないだろ、馬鹿かよっ」
「ゆうくんに馬鹿とか言われたくないよ」
「馬鹿じゃん、馬鹿……や、だ、無理だって」
だから、無理とかどうとか、それってゆうくんが判断することじゃないよね。
逃げたゆうくんの手首を掴む。バイブの振動を最大にしたら、声も出せずにその場に崩れ落ちた。あはは、ゆうくん自身が玩具みたい。いや、玩具か。僕の可愛い暇潰し。
声出しちゃ駄目だよ? 振動をもとに戻して、僕は地面に這いつくばったゆうくんに無理矢理新しいのを突っ込む。ちょっとローション足りなかったかな。
「やだ、やだぁ……入れんな、やだ…っ」
「声出すなよ。うるせーな」
「…………っ」
あ、待って。ゆうくん泣きそう。可愛い。僕は自分の手を拭いてスマホを取り出す。
中で動いてるの、気持ち悪いみたい。ゆうくんは逃げようと身をよじるけど、一番気持ちいいとこに当たっちゃったみたいで、女の子みたいな声を出す。そういうのは求めてないんだよな。
「はい、ゆうくん。こっち向いて?」
僕はスマホのレンズを彼にむける。いったんこちらを睨んだけど、眩しさに彼は顔をそむける。上手く撮れてるかどうかは問題じゃない。撮られてる、ってことが、重要。
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