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「さんざん人のせいにしてたけど、今どう? 一人で気持ちよくなっちゃってるよね?」
「………っ」
「なんかゆうくんが自分でオナニーしてるみたいだね。気持ちいい?」
「っ………な………って、ない、……こんなの、……」
「へえ、そうなんだ」
じゃあもっと。振動を一段階強くする。ゆうくんは情けない声を洩らして、前屈みになる。
「………………っ!」
「これで気持ちいい?」
「ぁ………………………、っ、や、めろよマジで、や、んんっ、」
「……………………………………………」
やめろよって睨んでくる。たまにすごく可哀想な声を出す。あー、これ、中でイッちゃってるな。僕はベンチに座り直して、しばらくゆうくんを観察する。立てないどころか、刺激を受け止めるだけで精一杯のゆうくん。ほんと、犬みたい。って、犬に失礼なんだった。ごめんごめん。
「っ………も、やだ、やだ……」
「…………………」
「やめて、………っあ、あっ………や、やだ、やめて、………っ」
「………………………」
「っん、んっ………、やだって、千景、も、やだ、」
「…………………え、僕? 今、なんにもしてないよ?」
「…………っ」
「人のせいにしないでくれる? 勝手に気持ちよくなってんじゃん。ここ、公園だよ? 公共の場でそんな顔しちゃ駄目でしょー」
「もう、っん……やだって、……やめてくれ、頼むから、」
「公園デビューおめでとう」
「ふざけんな死ね、っ、ん、………あ、」
「外でするの好きなの? うわあ、変態だなあ」
「千景ぇ……っ、あ、……ごめ、ほんと、だめ、ぁあ……っ」
「頭おかしいんだね」
僕はゆうくんが言った言葉を返していく。えーと、あと何か言われてたっけ?
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