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………………いや、メンヘラすぎん?
「……………駄目だ俺、頭おかしくなってる」
「いつもじゃん」
「うっせぇ殺すぞ」
「殺しかけたのこっちだけどね? 元気でなにより」
「いいから早くやってくんない?」
奴を睨んで首を噛む。ほら、嫌がられた。こいつ、ほんとに何一つされんの好きくねぇんだなあ。
「……………」
しないかな。してくれないかな。
千景はためらってから、俺にため息をついた。
「ゆうくんってもしかして、わざとやってる?」
「何を?」
「……………口悪いし、すぐ泣くし………」
嫌そうに顔をしかめる。おい、さっきまでの偽善的な微笑はどうした。
「悪口言いてぇの?」
「………………」
「俺のがレパートリーあるよ? キモい、しつこい、ウザい、変態、ストーカー、」
指折り数えてたら、あの怖い視線で俺を見る。あ、……無理。好き。
「そんだけ喋れれば元気だよね?」
乱暴にひっくりがえされて、うつぶせになる。頭押さえつけられる。うあ、ヤバい。人怒らせて楽しんでる俺も、やっぱおかしい?
「ぅうあ、あ、っ…………」
乱暴に突っ込まれる。あぁぁヤバい気持ちいい。抱っこされんのも好きだけど、めちゃくちゃにされんのも好きだ。
両手を後ろに縛られる。くそ、こいつほんと。変態。ばか。つーか首絞めろっつってんだろ。
「っ…………ちょ、と待って、え、」
「何を? こっちは散々待ってんだけど」
いや、あの、ごめんなさい。そうだよな。俺はイキっぱなしだけど、お前はまだだもんな。いやでもそんなんお前の自業自得だし。俺は手をほどこうともがく。うわ、自分で剥がせない。指を折り曲げても届かない手首のとこ。
首に巻きついた、幅の広い黒色のベルト。さっき目隠しで使ってたやつ。ちょっと待てちょっと待てちょっと待て。この姿勢でされたらマジで死ぬって。
普通に犯されてても、いつもヤバくなる体勢なのに。四つん這いになって、喘いで、泣きわめいて、何回漏らしても全然許してくれないやつ。
「待って千景、わかった、ごめん悪かった、」
「何慌ててんの?」
「ごめん、ごめん、えっと、あのー、…………これはさすがに無理、」
「は?」
「………………………え、待って、やだ、………ほんとにしないで……」
涙が滲む。ヤバい。怖い。首が軽く絞まる。嘘。マジでやんないよね? ねえ嘘だよね? お前さっきまで優しかったのはどこいったんだよ。
「またそうやって泣く…………。全然わかってないじゃん」
「何を? ごめんて。泣かないから、やだ、すんなよ、んんんっ…………」
ゆるゆると犯されて、枕に顔をうずめる。無理。ちょっとでもされるとすげー気持ちいい。犯されてる。男にちんこ突っ込まれて気持ちいい。やだ。やだ。ぐちゃぐちゃんなってるとこ、えぐられてる。こすられてる。ヤバい。気持ちいい。
「泣くなって言ってないでしょ? なんでそんな声出すの?」
「んう、んん、………だって、ぇ、あ、……これぇ、気持ちいいからぁ……っ」
「ゆうくん、…………さっきみたいに泣いてももうやめてあげないからね?」
ため息をついて千景は言う。おい、どこでスイッチ入ってんだよ。そんなにSな性格でしたっけ?
「っ………や、……だ、やだ、ねぇ、酷くすんなよ、やだ、」
「でも乱暴にされんのが好きなんでしょ?」
「あ、あっ……やだ、やだ、無理、あ、ぁあ………っん、」
「無理とかやだとか聞いてないんだよ。好きかどうか聞いてんの」
「ぁあ、あ、あ、好きっ、好きです、待って、やだ、好きだけど今駄目やだ、しない、で、だめ、ぁ………っ……あぁああ゛……あ゛…………………………………っ!」
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