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プロローグ 前編
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いつの通りの放課後。俺如月玲牙は、、宿題の参考ののーとを教室に忘れてしまったから、教室に向かってた。
そしたら、中から何人かから声がした。
『なぁ〜。空さ〜。玲牙と出来てんの〜。』
!?
俺は小椋空に恋してた。席も隣。昼も毎日一緒。家も帰る方向が一緒だからほとんど一緒に帰ってた。自惚れかもしんないけど、1番空を分かってるって思ってた。
『出来てる〜?そんな訳無いじゃん。あんな女々しい奴好きなわけ無いじゃん。』
えっ?
その時、世界が止まったって感じた。その後、どうやって家に着いたか覚えてない。
あんなの、友達としては嫌いでは無いように聞こえるけど、俺にはそれでも振られたって感じた。
家に着いたら、俺の父さんと母さんが、
「えっ?転勤?分かった。」
父さんが転勤で俺の今いる高校から転校しなくちゃいけなくなった。イイかもな。俺、振られたもんな。切り替えなきゃ、
その翌日に学校で転校の話を言われた。その直後、空に追い詰められた。
「何で言ってくれなかったんだよ‼︎」
「昨日、急に言われたから。今日にもう行かなきゃいけないんだ。だから。さよなら。
あっ、俺、昨日放課後お前達の話聞いてたから。」
「えっ?ちょっ、待てよ‼︎玲‼︎待ってくれ‼︎話を聞いてくれ‼︎」
待つわけ無いじゃん。俺まだ完璧に立ち直れて無いんだから。
あまりにもその傷は大きく、俺はそれを無かったことにしようと俺の記憶から無理矢理抹消させた。
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